お知らせ

吉田 紘章君(駒場研究室 修士2年)、新堀 佳紀君(根岸研究室 博士3年)、峯木 紘子さん(硤合研究室 博士3年)がTUS Award 2013を受賞

平成26年3月6日、葛飾キャンパスにおいて平成25年度東京理科大学学生表彰式が行われました。この東京理科大学学生表彰は、研究等の成果が特に優れていると認められる等の学生を対象としており、下記の応用化学科研究室の学生が東京理科大学よりTUS Award 2013を受賞しました。

受賞者 :総合化学研究科 総合化学専攻 修士課程 2年 吉田 紘章
受賞内容 :次世代電池としてナトリウムイオン電池材料に関する研究を行ってきた。特に早期実用化を目指して、高容量・高出力な正極材料の開発に取り組んだ。
1.学部4年時に電気化学会第79回大会において、優秀ポスター賞を受賞した。(会員数5200名以上)
2.米国電気化学会ECS等の国際学会で2度の英語ポスター発表を行っている。
3.修士までの学術論文の業績が顕著で、Electrochemistry Communications誌、Chemical Communications誌に第一著書として研究成果が掲載された。

受賞者 :総合化学研究科 総合化学専攻 博士後期課程 3年 新堀 佳紀
受賞内容 :金属クラスターの精密合成に関する研究を行い、従来技術の一段上を行く、超高分解能での金属クラスターの精密合成技術を確立した。
1.Journal of the American Chemical Society(アメリカ化学会)、Nanoscale(英国王立化学会)、Chemical Communications(英国王立化学会)、及びPhys. Chem. Chem. Phys.(英国王立化学会)に論文が掲載された。
2.上記のPhys. Chem. Chem. Phys.は同誌のFront Coverに、NanoscaleとChemical Communicationsに掲載された論文は同誌のBack Coverに選出された。
3.全国規模の分子科学討論会(会員数1,400名)にて優秀ポスター賞を受賞した。
4.学部4年次には、小玉記念科学賞(化学科主席)を受賞している。
5.公的資金にて、インド工科大学マドラス校に3ヶ月間の国際留学を行った。
6.特定研究助成金に採択された。

受賞者 :総合化学研究科 総合化学専攻 博士後期課程 3年 峯木 紘子
受賞内容 :自身の研究において、下記の優れた業績を挙げた。
1.「キラリティーの起源」に関する極めて重要な研究成果を挙げた。
2.キラリティーの起源に係る重要な現象を発見し、著名な米国化学会誌J. Am. Chem. Soc., 2010, 132, 2824を初め複数の国際誌に論文発表した。
3.キラリティーで最も高レベルな国際学会Chirality(参加者約300名)2011でthe First Prize for Poster表彰を受賞した他、計4回ポスター賞を受賞した。
受賞日 : 2014年3月6日