ヘンミ計算尺

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 明治27年(1894)、当時の内務省の役人が欧米視察の帰途、フランスのマ ンハイム計算尺を持ち帰った。その後逸見治郎がこの計算尺のボデーを孟宗竹 に改良して明治45年(1912)ヘンミ計算尺として販売した。この展示品は昭 和15年(1940)に販売された一般計算用。