専門分野で学んだことを広く社会で活かすために

人間は本来、孤立して存在しえるものではなく、他とのかかわりの中においてこそ自己が自己であり、生きる意味をつかめる存在です。精神と身体、自己と他者、人間と自然環境、歴史の中での現代の意味、国際社会の中でのわが国の位置、そういったものを幅広くとらえる知恵があってこそ、専門分野で学んだ知識も、社会に出たときに真に生きてきます。コミュニケーションの能力は、もちろんこれらすべてにかかわってきます。理学部で学べる科目は専門科目だけではありません。理学部教育のもうひとつの大きな柱として、4年間にわたって専門と並行して学ぶことのできる専門外科目があります。

あらゆる学問の基礎となり、コミュニケーションの基礎でもある語学、「精神」とならんで人間存在の基礎をなす「身体」にかかわる保健体育、本学理学部の学科としては存在しないけれど同じ理学の不可欠の一分野である生物学、自然科学とならんで学問の二大分野を構成するもう一方の相手である人文・社会科学、そして、教育界をめざす学生にとっては専門と並んで不可欠な教職科目。

専門性の幹に茂らす、豊かな人間性と社会性