[理論系 辻川 研究室]

指導教員: 准教授 辻川  信二
研究室場所: 1号館 8階



【研究分野】 宇宙物理 学,相対性理論

【主な研究テーマ】

インフレーション理論:
宇宙初期における粒子生成:
量子重力理論:
宇宙の密度揺らぎの進化:
宇宙背景輻射:
暗黒物質と宇宙の大規模構造:
暗黒エネルギー:
超弦理論の宇宙論への応用:
一般相対論とそれを拡張した理論:
ブラックホール物理学:
中性子星,白色矮星の構造:
ニュートリノ物理学:

【卒研の内容】


本研究室では,主に宇宙の創生と進化についての研究を行っている.特に,宇宙の大規模構造, 基本的な素粒子, 暗黒
エネルギーなどの起源について,最新の観測結果を織り交ぜながら理論的に解明しようとしている.卒業研究は,ゼ
ミと卒業論文からなる.ゼミは,前期に週1回のペースで行い,岩波書店の相対性理論 (佐藤勝彦著)を読む.このゼミ
は卒研生が順繰りに発表者となり行い,全員参加が義務づけられている.後期の始めに各学生の研究テーマを決める.
後期にも週1回のゼミを行い,毎回1人ないし2人の学生が,卒研の進行状況を他の学生にも分かるように説明してもら
う.ゼミの担当の頻度は,学生の数にもよるが,1ヶ月から1ヶ月半に1回程度の頻度である.本研究室では,2月に最
終発表を行い,各個人で卒業論文をまとめる.なお,卒業論文には,Texを使うことが望ましい.また,学生の間で
自主ゼミを行うことも歓迎する.


【条件・その他】

(1)   
本研究室は理論研究室であり,本や論文に書かれていることを自らの手を動かしながら分かるまで考え抜くという
地道な努力が必要とされる.さらにゼミでの発表では,他のメンバーに分かりやすく説明できるような,事前の準備
をしてもらう.ゼミの聴講者も,積極的に質問や議論をすることが望まれる.

(2) 
卒業研究にあたっては,相対性理論,量子力学の基礎知識が必要である.ただし,相対性理論(一般相対論を含む)に
関しては,4年生の前期のゼミで学ぶため,研究室に入る段階で未習でも特に問題はない.基本的に学生の理解度に
応じて卒研を進めていくが, 意欲的な学生ならば1年間で 最先端の宇宙論の話題まで到達することは十分可能である.

(3)  
卒業研究の研究テーマは,上で挙げたものが主なものであるが,それ以外にやりたい研究テーマがある場合は,こち
らが了承すれば自由に行うことができる.ただし内容は,宇宙物理学,相対論,素粒子論に関連したものであること
が望ましい.

(4) 
与えられたことをこなす勉強とは異なり,研究とは,自らが興味を持つことを積極的に見つけて,新しい結果を生み
出すことである.大学院に進もうと考えている学生は,ただの勉強だけでなく,1年間で研究者としての体質を身に
つけてほしい.

(5)
コンピュータを用いた数値計算の技術を,可能ならば習得することが望ましい.これは,卒業研究だけでなく,将来
の研究においても必要となることである.

(6)
毎週一回行うゼミの曜日と時間帯は,教員と学生の予定に合わせて決めるが,遅くとも17時には
開始する予定であるので,2部の学生でもゼミの日には17時までに大学に来ることができるのが
望ましい.

(7) 
定員: I部,II部合わせて8名から10名程度.
    担当教員はII部所属であるが,I部からの学生も歓迎する.