整列(基本選択法) [Sortk.html]


■ プログラムの説明

基本選択法を用いて、配列x[i](i=0, 1, …, 4)の値を昇順に整列する。
  1. x[0]とx[1]からx[4]までを順に比較して、最小のものをx[0]に選ぶ。
    →比較回数 4回
  2. x[1]とx[2]からx[4]までを順に比較して、最小のものをx[1]に選ぶ。
    →比較回数 3回
  3. x[2]とx[3]からx[4]までを順に比較して、最小のものをx[2]に選ぶ。
    →比較回数 2回
  4. x[3]とx[4]を順に比較して、最小のものをx[3]に選ぶ。
    →比較回数 1回

◇ 基本選択法

基本選択法のアルゴリズムはわかりやすいが、効率はあまりよくない。 整列の手順は、データの中で最も大きい(小さい)ものを探して、 交換する方法である。基本選択法による整列は「マックスソート」と よばれることがある。 基本選択法では、データが最初から昇順に並んでいたとしても すべてのステップを処理する必要がある。

山本 芳人:"流れ図とソースプログラムを対応させたプログラミング学習支援システムの利用", 教育システム情報学会 論文誌,Vol.20 No.4,(2003)