[更新日]1998.05.15
問56 コンピュータの性能評価の基準に関する記述のうち,SPECintに 関するものはどれか。
ア 1秒間に実行可能な浮動小数点演算の回数。主に科学技術計算の 性能尺度として用いられるが,超並列コンピュータの評価指数としても 用いられる。
イ 1秒間の平均命令実行回数。アーキテクチャが異なるコンピュータ間の 性能比較には適さない。
ウ UNIXが動作するコンピュータを主対象とした整数演算ベンチマーク。 システム性能評価協会が開発し,標準的なベンチマークとして普及している。
エ オンライントランザクション処理システム用ベンチマーク。 対象とするモデル別にA,B,C,Dの4種のベンチマーク仕様が開発されている。
問57 あるシステムの平均故障間隔は2,490時間で,故障が発生したときは その修復に平均10時間かかっている。そこでシステムの稼働率の向上を はかるため1,995時間に1回の割合で定期的に保守を実施することにした。 この定期保守にはシステムを平均5時間停止しなければならないが,これに よって故障の発生は回避できる。 定期保守を実施する場合のシステム稼働率と,定期保守を行わない場合の システム稼働率の差は幾らか。
ア 0.0010 イ 0.0015 ウ 0.0020 エ 0.0025
問58 図のような並列システムにおいて,各サブシステムの稼働率が70%の とき,システム全体の稼働率を99%以上にするためには,最低何台の サブシステムを並列に構成する必要があるか。ここで,サブシステムが 1台でも稼働しているとき,システム全体は稼働しているものとする。
ア 3 イ 4 ウ 5 エ 6
問59 システム開発工程の外部設計で行う作業として,適切なものはどれか。
ア 業務分析 イ 帳票設計
ウ テストケース設計 エ 物理データ設計
問60 大規模なアプリケーションを開発するとき,独立性の高い部分 ごとに,設計,プログラミング,テストの開発工程を反復しながら完成度を 高めて行く開発手法はどれか。