[更新日]1998.11.06


問11  構文を次の図のような構文図によって記述する。−100,5.3,+13.07などの表現は, この構文に合致する。

 

 

 この記述法に従うとき,次の構文図で規定する構文に合致する数値表現はどれか。

ア 5.2E−07    イ +1.E4    ウ −.9    エ 9.89E


問12  キューに関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア 最後に格納されたデータが最初に取り出される。

イ 最初に格納されたデータが最初に取り出される。

ウ 添字を用いて特定のデータを参照する。

エ 二つ以上のポインタを用いてデータの階層関係を表現する。


問13  図は単方向リストを表している。“東京”がリストの先頭であり,そのポインタには 次のデータのアドレスが入っている。また,“名古屋”はリストの最後であり, そのポインタには0が入っている。

アドレス150に置かれた“静岡”を,“熱海”と“浜松”の間に挿入する処理として 正しいものはどれか。

ア 静岡のポインタを50とし,浜松のポインタを150とする。

イ 静岡のポインタを70とし,熱海のポインタを150とする。

ウ 静岡のポインタを90とし,浜松のポインタを150とする。

エ 静岡のポインタを150とし,熱海のポインタを90とする。


問14  長さm,nの文字列を格納した配列X,Yがある。図は,これらの文字列をこの順に 連結した文字列を配列Zに格納する処理の流れ図である。a,bに入れる処理として, 正しいものはどれか。ここで,1文字が一つの配列要素に格納されるものとする。

a

b

X(k) → Z(k)

   Y(k) → Z(m+k)

X(k) → Z(k)

   Y(k) → Z(n+k)

Y(k) → Z(k)

   X(k) → Z(m+k)

Y(k) → Z(k)

   X(k) → Z(n+k)


問15  クイックソートの処理の記述として,適切なものはどれか。

ア ある間隔だけ位置が離れた二つのデータごとに比較と入替えを行う。 この間隔を徐々に狭めていき,最終的には全体を整列する方法である。

イ データ中の最小値を求め,次にそれを除いた部分の中から最小値を求める。 この操作を繰り返していく方法である。

ウ データを適当な基準値より小さなグループと大きなグループに2分割する。 次に,それぞれのグループで新しい基準値を選び,同様に2分割を行う。この操作を 繰り返していく方法である。

エ 隣り合ったデータの比較と入替えを繰り返すことによって,小さなデータを 次第に端の方に移していく方法である。


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