東京理科大学 infoserv[更新日]1999.04.27


問6  1ビットの数A,Bの和を2ビットで表現したとき,上位ビットCと下位ビットSを表す論理式の 組合せはどれか。ここで,“・”は論理積(AND),“+”は論理和(OR), はAの否定(NOT)を表す。

A

B

AとBの和

C

S

0

0

0

0

0

1

0

1

1

0

0

1

1

1

1

0

 

C

S

A・B

(A・)+ (・B)

A・B

(A+)・ (+B)

A+B

(A・)+ (・B)

A+B

(A+)・ (+B)


問7  次の回路構成を表す論理式として,正しいものはどれか。ここで, “・”は論理積(AND),“+”は論理和(OR), はAの否定(NOT)を表す。

ア X =     イ X =(・B )+ ( A・)

ウ X =(+B )・ (A+)     エ X =()・ ()


問8  ゼロでない整数の10進表示のけた数Dと2進表示のけた数Bとの関係を 示した式はどれか。

ア D B log2 10      イ D B log2 B

ウ D B log10 2      エ D B log10 B


問9  小数の表現に関する記述のうち,正しいものはどれか。

ア 2進数でけた数が有限な小数 を 10 進数 に変換すると, 有限けたで表現できない。

イ 2 進数でけた数が有限な小数を 10 進数に変換すると,有限けたで表現できるとは限らない。

ウ 10 進数でけた数が有限な 小数を 2 進数に 変換すると, 有限けたで表現できない。

エ 10 進数でけた数が有限な小数を 2 進数に変換すると,有限けたで表現できるとは限らない。


問10  けた落ちによる誤差に関する記述として,正しいものはどれか。

ア 指定された有効けた数で演算結果を表すために,切捨て,切上げ,四捨五入などで 下位のけたを削除することによって発生する誤差

イ 絶対値の非常に大きな数と小さな数の足し算や引き算を行ったとき,小さい数が 計算結果に反映されないために発生する誤差

ウ 絶対値のほぼ等しい二つの数の絶対値の差を求めたとき,有効けたが減るために 発生する誤差

エ 浮動小数点数の計算処理の打切りを,指定した規則で行うことによって発生する誤差


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