東京理科大学 infoserv[更新日]1999.04.27


問26  次の探索方法のうちで番兵が有効なものはどれか。

ア 2分探索    イ 線形探索    ウ ハッシュ探索    エ 幅優先探索


問27   B木を用いてデータを格納するとき,適切なものはどれか。

ア 階層の深さが同じになるように,ノードの分割・併合を行う。

イ キー値からある関数によってデータの格納位置を求める。

ウ 先頭データからの順次アクセスだけが可能である。

エ 登録簿とメンバに分かれ,メンバは順編成ファイルである。


問28  データの整列方法に関する記述のうち,正しいものはどれか。

ア クイックソートは,ある間隔で要素を取り出した部分列を整列し,更に間隔を つめた部分列を取り出して整列する方法である。

イ シェルソートは,隣り合う要素を比較して,大小の順が逆であれば,それらの要素を 入れ替えるという操作を繰り返して行う方法である。

ウ バブルソートは,中間的な基準値を決めて,それより大きな値の要素を集めた区分と 小さな値の要素を集めた区分とに振り分ける。次にそれぞれの区分の中で同様な処理を 繰り返す方法である。

エ ヒープソートは,未整列の部分を部分木で表し,そこから最大値又は最小値を取り出して 既整列の部分に移す。この操作を繰り返して,未整列部分を縮めてゆく方法である。


問29  昇順に整列されたn個のデータが格納されている配列Aがある。流れ図は,配 列Aからデータxを2分探索法を用いて探し出す処理である。a,bに入る操作の 正しい組合せはどれか。ここで,除算の結果は小数点以下切捨てとする。

 

a

b

k+1→ hi

k−1→ lo

k−1→ hi

k+1→ lo

k+1→ lo

k−1→ hi

k−1→ lo

k+1→ hi


問30  配列に昇順に整列されたデータがn個格納されている。探索したい値を2分探索法で 探索する場合のおよその比較回数はどれか。

ア log2 n     イ (log2 n+1)/2

ウ n       エ n 2


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