東京理科大学 infoserv[更新日]1999.04.27


問76  プログラムの一部をひそかに入れ替えて,本来の仕様どおりに機能させながら, データの不正コピー,悪用,改ざんなどの不正を意図的に実行させる方法はどれか。

ア サラミ法      イ スーパザップ法

ウ タッピング     エ トロイの木馬


問77  最近,増加しているマクロウイルスに関する記述として,正しいものはどれか。

ア 感染したアプリケーションを実行すると,マクロウイルスは主記憶にロードされ, その間に実行したほかのアプリケーションのプログラムファイルに感染する。

イ 感染したフロッピーディスクからシステムを起動するとマクロウイルスは主記憶に ロードされ,ほかのフロッピーディスクのブートセクタに感染する。

ウ 感染した文書ファイルを開いた後に,別に開いたり新規作成した文書ファイルに感染する。

エ マクロがウイルスに感染しているかどうかが容易に判断できるので,文書ファイルを 開く時点で感染を防止することができる。


問78  パブリックドメインソフトウェアの説明として,適切なものはどれか。

ア 一定期間又は一定回数の試用を認め,その条件を越えて利用する場合には代金支払いを 求めるソフトウェア

イ 公的機関が自ら作成し,著作権を所有しているソフトウェア

ウ 作者が著作権を留保しつつ,無料で提供しているソフトウェア

エ 無料で利用でき,コピーや改変が自由で,著作権が放棄されたソフトウェア


問79  ソフトウェアの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 共同開発したソフトウェアの著作権は,契約の有無にかかわらず,開発者間で 均等に分割保有しなければならない。

イ 社内のプロジェクトで開発したソフトウェアの著作権は,契約で特に 定めない限り,会社にある。

ウ ソフトウェアハウスに開発を委託したソフトウェアの著作権は, 契約の有無にかかわらず,常にソフトウェアハウスにある。

エ 著作権登録申請によって,著作者人格権を含めて著作権を譲渡できる。


問80  ソフトウェア開発の請負契約に関する記述のうち,正しいものはどれか。

ア 開発作業場所は,契約で特に定めない限り受託者が決定する。

イ 開発されたソフトウェアの著作権は,契約で特に定めない限り委託者に発生する。

ウ 受託者は,開発の進捗状況などを委託者に定期的に報告する法的義務がある。

エ ソフトウェアの引渡し後,発見された欠陥についての責任は,そのソフトウェアが 使われている限り受託者が負う。


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