東京理科大学 infoserv[更新日]1999.11.10


問6  コンピュータを使用して整数の加減算を行う場合,あふれ(オーバフロー)に 注意する必要がある。次の表のうち,あふれ(オーバフロー)の可能性がある 組合せはどれか。

 

演算

オペランドx

オペランドy

a

x+y

b

x+y

c

x+y

d

x+y

e

x−y

f

x−y

g

x−y

h

x−y

ア a,d,f,g    イ b,c,e,h    ウ b,e    エ c,e,h


問7  次の論理式のうち,と 恒等的に等しいものはどれか。ここで,・は論理積を,+は論理和を, Xの否定を表す。

ア      イ 

ウ      エ 


問8  0又は1の値をとる変数xyがある。変数xyの値が どのような組合せでも,条件“xy”と同値になるものはどれか。 ここで,ANDは論理積を,ORは論理和を, Aの否定を表す。

ア ( x AND y) = 0      イ ( AND y) = 0

ウ ( x OR y) = 1      エ ( OR y) = 1


問9  次の回路において,各入力の値がA=1,B=0,C=1のとき,各出力P,Q,Rの値の 適切な組合せはどれか。ここで, はANDゲート, はORゲート, はNOTゲートを表す。

 

P

Q

R

0

1

0

0

1

1

1

0

1

1

1

0


問10  丸め誤差に関する記述として,適切なものはどれか。

ア 演算結果がコンピュータの扱える最大値を超えることによって生じる誤差である。

イ 数表現のけた数に限度があることによって,最小けたより小さい部分について 四捨五入や切上げ,切捨てを行うために生じる誤差である。

ウ 絶対値のほぼ等しい数値の加減算において,上位の有効数字が失われることに よって生じる誤差である。

エ 浮動小数点数の加減算において,指数部が小さい方の数値の仮数部の下位部分が 失われることによって生じる誤差である。


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