東京理科大学 infoserv[更新日]1999.11.10


問31  仮想記憶方式の一つに,仮想アドレス空間を固定長の領域に分割して管理するものが ある。この固定長の領域を示す用語はどれか。

ア セクタ    イ セグメント    ウ フレーム    エ ページ


問32  OSにおけるタスク管理の目的はどれか。

ア オペレータにコマンド形式の対話インタフェースを提供する。

イ 仮想記憶を効率的に実現する。

ウ 処理装置の利用効率を高めるように制御する。

エ ハードウェアを意識しないで,データが処理できるようにする。


問33  図はプロセスの状態と遷移を表している。a,b,cの状態の正しい組合せはどれか。

 

a

b

c

実行可能状態 実行状態 待機状態

実行可能状態 待機状態 実行状態

実行状態 実行可能状態 待機状態

実行状態 待機状態 実行可能状態


問34  多重プログラミングに関する記述として,適切なものはどれか。

ア ジョブとしては多重で処理されるが,シングルタスクで実行する。

イ タスクの実行中に,入出力などを行ったために生じるCPUの空き時間を利用して,別タスクを並列に実行する。

ウ プログラムの実行中に,自分自身を呼び出して実行するプログラミング方法である。

エ プログラムを並列に処理するので,ハードウェアとして複数のプロセッサとメモリを結合した並列処理システムが必要である。


問35  再帰的プログラムに関する記述として,適切なものはどれか。

ア 自分の中から自分を呼び出すことができる。

イ 主記憶の任意のアドレスに配置して実行できる。

ウ 複数のタスクから同時に呼び出されても正しく処理できる。

エ ロードし直さずに繰り返し実行できる。


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