問56 ソフトウェア開発手法の一つであるプロトタイピングの特徴の記述として, 適切なものはどれか。
ア 基本計画,外部設計,内部設計,プログラム設計,プログラミング,テストの順に進めていくので,全体を見通すことができ,スケジュールの決定や資源配分が容易にできる。
イ システム開発の早い段階で試作品を作成するので,利用部門と開発部門との認識のずれやあいまいさを取り除くことができる。
ウ ソフトウェアの性質を,仕様が固定的で変更の必要がないものと,仕様の変更が必要であるものとに分類し,仕様の変更があるものについて作成・見直し・変更のプロセスを繰り返す。
エ 大規模アプリケーションを独立性の高い部分に分割し,その部分ごとに設計,プログラミング,テストの工程を繰り返し,徐々にその開発範囲を広げていく。
問57 モジュールの独立性の尺度であるモジュール結合度は,弱いほど独立性が高くなる。次のうち,モジュールの独立性が最も高い結合度をもつものはどれか。
ア 共通結合 イ スタンプ結合 ウ データ結合 エ 内容結合
問58 基本給の更新,手当の更新,控除の更新に関する伝票を個別に受け付け, 給与計算用のファイルを更新するプログラムを,図のようにモジュール分割した。 このモジュール分割の方法の名称はどれか。
ア STS分割法 イ ジャクソン法
ウ トランザクション分割法 エ ワーニエ法
問59 次の注文データが入力されたとき,注文日が入力日以前の営業日かどうかを 検査するために行うチェックはどれか。
注文データ
伝票番号
(文字)
注文日
商品コード
数量
(数値)
顧客コード
ア 重複チェック イ ニューメリックチェック
ウ フォーマットチェック エ 論理チェック
問60 モジュラス11などの計算方法によって得られた結果を商品コードなどの末尾に 付加し,入力の誤りを入力データだけから発見できるようにする方法がある。 この末尾に付加されるものを何というか。
ア けた別コード イ チェックディジット
ウ チェックポイント エ デシマルコード