問1 次の流れ図の説明及び流れ図を読んで,設問に答えよ。
〔流れ図の説明〕
(1) 配列 A に格納されている文字列の指定された位置に,配列 B に格納されている 文字列を挿入する。
(2) 配列 A の大きさは AMAX に,文字列の長さは AX に,各文字は A[1],A[2],…,A[AX]に格納されている。
(3) 挿入する文字列の長さは BX に,各文字は B[1],B[2],…,B[BX]に 格納されている。
(4) 挿入位置は,PX(1≦PX≦AMAX)に格納されている。
(5) PX が AX+1 より大きい場合は,A[AX+1]〜 A[PX−1]に空白文字を 挿入する。
(6) 挿入によって配列 A からあふれる部分は捨てる。
(7) 利用する関数 MIN の仕様は,次のとおりである。 MIN(X,Y): X<Y のときは X を返し,それ以外のときは Y を返す。
〔流れ図〕
設問 流れ図中の に入れる 正しい答えを,解答群の中から選べ。
a に関する解答群
ア AMAX−BX イ AMAX−BX+1 ウ AMAX−BX−1
エ AMAX−PX オ AMAX−PX+1 カ AMAX−PX−1
b に関する解答群
ア AX+BX イ AX+BX+1 ウ AX+BX−1
エ PX+BX オ PX+BX+1 カ PX+BX−1
c に関する解答群
ア B[X+PX] イ B[X+PX+1] ウ B[X+PX−1]
エ B[X−PX] オ B[X−PX+1] カ B[X−PX−1]
問2 次の流れ図の説明及び流れ図を読んで,設問 1,2 に答えよ。
乗車区間の距離を与え,図 1 及び 図 2 に示す配列を用いて運賃を計算する流れ図である。 ただし,距離は 1 km 未満を切り上げた整数とする。配列の添字は 1 から始まる。配列 D の要素は距離,配列 P の要素は運賃計算に用いる値を示す。
図1 配列 D 図2 配列 P
設問1 乗車区間の距離が 35 km のときの運賃は何円か。正しい答えを, 解答群の中から選べ。
解答群
ア 650 イ 700 ウ 750
エ 850 オ 1,450
設問2 表に示すとおりに,各距離区分ごとの追加料金を固定として運賃を 計算するように配列 P(図 3 )及び流れ図を変更する(配列 D は変更しない)。
表 距離区分と追加料金の関係
距離区分(km)
追加料金(円)
1 〜 10
250
11 〜 20
150
21 〜 40
200
41 〜 80
300
81 〜 160
400
図3 配列 P
変更後の流れ図中の に 入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。
〔変更後の流れ図〕
ア
イ
ウ
エ
オ
ア D(i) → f イ P(i) → f ウ f + D(i) → f エ f + P(i) → f オ f + D(i − 1)×P(i) → f