東京理科大学 infoserv[更新日]2000.5.1


問21  あるプロセッサが主記憶装置及びキャッシュメモリにアクセスするとき, それぞれのアクセス時間は60ナノ秒及び10ナノ秒である。 アクセスするデータがキャッシュメモリに存在する確率が80%の場合, このプロセッサの平均メモリアクセス時間は何ナノ秒か。

ア 14    イ 20    ウ 50    エ 70


問22  両面倍密度のフロッピーディスクの仕様が表のとおりであるとき, このフロッピーディスク1枚のデータ記憶容量は何kバイトか。 ここで,1 kバイトは1,024バイトとする。

トラック数(片面) 80トラック
セクタ数/トラック26セクタ
データ長256バイト/セクタ

ア 520    イ 1,040    ウ 1,064    エ 1,080


問23  回転数が4,200回/分で,平均位置決め時間が5ミリ秒のディスクがある。 このディスクの平均待ち時間は約何ミリ秒か。

ア 7    イ 10    ウ 12    エ 14


問24  図の構成と仕様のハードディスク装置において,連続した領域に 格納された100 kバイトのデータを読み出すとき, アクセス時間にかかわるa 〜 cの要素の関係として,正しいものはどれか。

〔ハードディスク装置の仕様〕

(1) メディア回転数:6,000回転/分

(2) トラック当たりの平均データ量:100 kバイト

(3) 平均位置決め時間:10ミリ秒

(4) インタフェースのデータ転送速度:5 Mバイト/秒

〔アクセス時間にかかわる要素〕

a ヘッドの位置決め時間と回転待ち時間の合計

b メディアとバッファメモリ間のデータ転送時間

c バッファメモリとコンピュータ間のデータ転送時間

ア a < b < c    イ a < c < b    ウ b < a < c    エ c < b < a


問25  磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 磁気ディスク装置のアクセス時間は, 回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。

イ 装置の記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と 1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。

ウ データのアクセス時間には,処理装置の前処理時間, データ転送後の後処理時間も含む。

エ データの転送速度は,ディスクの回転速度だけで決まる。


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