東京理科大学 infoserv[更新日]2000.5.1


問36  OSが記憶領域の割当てと解放を繰り返すことによって, こま切れの未使用領域が多数できてしまう場合がある。 この現象を何というか。

ア コンパクション       イ スワッピング

ウ フラグメンテーション    エ ページング


問37  ロードモジュールを,排他的に実行される複数個の部分(セグメント)に分割し, 実行時に必要なセグメントをローディングする方式はどれか。

ア オーバレイ     イ スワッピング

ウ 動的再配置     エ 動的リンキング


問38  再入可能プログラムの特徴として,適切なものはどれか。

ア 実行時に必要な手続きを補助記憶装置から呼び出しながら動作する。 実行時の主記憶領域の大きさに制限があるときに,有効な手法である。

イ 手続きの内部から自分自身を呼び出すことができる。

ウ 複数のタスクで利用するとき,一時に一つのタスクでの使用が可能である。

エ 複数のタスクによって並行して実行されても, それぞれのタスクに正しい結果を返す。


問39  コンパイラに関する記述として,適切なものはどれか。

ア 原始プログラムを解釈し,実行する。

イ 構文解析,意味解析を行い,オブジェクトコードを生成する。

ウ 中間コードを編集する。

エ ロードモジュールを主記憶に格納する。


問40  データウェアハウスについて記述したものはどれか。

ア 情報システムで利用するデータを管理することである。 データの無駄な重複をなくしたり,部門ごとにバラバラだったデータを 一元管理したりすることによって,データ資源を把握しやすくする。

イ データのもつ冗長性を除くことによって,データ量を削減する技術である。 画像を処理するイメージ処理では,取り扱うデータ量が膨大になるので必須技術である。

ウ 目的に応じ編成された時系列データの集まりであり,様々な視点から情報活用, 分析を行えるので,意思決定支援に有効である。

エ 利用者間のコミュニケーションや情報の共有を実現し,グループによる作業を効率化するソフトウェアである。


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