東京理科大学 infoserv[更新日]2000.10.23


問16  プロセッサを制御するために用いられるクロックに関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 同じアーキテクチャのプロセッサであれば,クロック周波数の高いものほど 単位時間当たりの実行命令数は多い。

イ クロック周波数の逆数は,1秒間に実行できる命令数と等しい。

ウ プログラムが全く実行されていないときは,クロックは停止している。

エ 命令フェッチから命令実行までの一連の処理は,1クロックで実行される。


問17  処理装置の動作クロック周波数が200 MHzのパソコンがある。 1命令の実行に平均して5クロック必要なとき,このパソコンの平均命令実行時間は何マイクロ秒か。

ア 0.005    イ 0.025    ウ 5    エ 25


問18  キャッシュメモリのアクセス時間が主記憶装置のアクセス時間の1/30で, ヒット率が95%のとき,実効メモリアクセス時間は,主記憶装置のアクセス時間の約何倍になるか。

ア 0.03    イ 0.08    ウ 0.5    エ 0.95


問19  “LOAD GR, B, AD”は,ADが示す番地にベースレジスタBの 内容を加えた値を有効アドレスとして,その有効アドレスが示す主記憶に 格納されているデータを汎用レジスタGRにロードする命令である。

図の状態で,次の命令を実行したとき,汎用レジスタGRの内容はどれか。

  LOAD GR, 1, 200

ア 1100    イ 1200    ウ 1201    エ 1300


問20  メモリの誤り制御方式で,自動訂正機能に採用されているものはどれか。

ア 水平パリティチェック    イ チェックサム

ウ チェックディジット     エ ハミングコード


東京理科大学 infoserv 戻る 次頁:問21〜問25