東京理科大学 infoserv[更新日]2000.10.23


問46  A,Bというディレクトリ名をもつ複数個のディレクトリが図の構造で管理されている。 ¥A¥B → .. → ..¥B → .¥Aのようにカレントディレクトリを移動させた場合, 最終的なカレントディレクトリはどこか。 ここで,ディレクトリの指定は,次の方法によるものとする。

〔ディレクトリ指定方法〕
(1)“¥”で始まるときは,左端にルートが指定されているものとする。
(2) ディレクトリは“ディレクトリ名 ¥…¥ ディレクトリ名”のように, 経路上のディレクトリを上位のディレクトリから“¥”で区切って指定する。
(3) カレントディレクトリは“.”で表す。
(4) 1階層上のディレクトリを“..”で表す。

ア ¥A    イ ¥A¥A    ウ ¥A¥B¥A    エ ¥B¥A


問47  表計算ソフトにおいて,各セルに次のような計算式が設定してある。 セルA1に数値2を入力すると,セルB3に表示される数値はどれか。 ここで,あるセルに値が入力されると,ほかのセルの再計算が直ちに行われるものとする。

 

A

B

1

  A1

2

A1+1 A2+B1

3

A2+1 A3+B2

ア 4    イ 5    ウ 9    エ 10


問48  表計算ソフトにおいて,次の表をCSV形式で出力した場合の値はどれか。 ここで,レコード間の区切りは改行コード“CR”を使用し,セル内の計算式は自動的に再計算されて,計算結果が出力されるものとする。

  A B C

1

2

7

A1+B2

2

6

4

A2+B1

3

A1+A2 B1+B2 C2+B3

ア 2 ,6 ,8 CR 7 ,4 ,11 CR 6 ,13 ,24 CR

イ 2 ,6 ,8 CR 7 ,4 ,11 CR 9 ,10 ,19 CR

ウ 2 ,7 ,6 CR 6 ,4 ,13 CR 8 ,11 ,24 CR

エ 2 ,7 ,9 CR 6 ,4 ,10 CR 8 ,11 ,19 CR


問49  データベース操作において障害が発生した際に,データベースの状態を トランザクション開始前の状態に戻す障害回復処理はどれか。

ア チェックポイント    イ データベースダンプ

ウ ロールバック      エ ロールフォワード


問50  DBMSにおけるログファイルの説明として,適切なものはどれか。

ア システムダウンが発生したときにデータベースの回復処理時間を短縮するため, メモリ上の更新データを定期的にディスクに書き出したものである。

イ ディスク障害があってもシステムをすぐに実行させるため, 常に同一データのコピーを別ディスクや別サイトのデータベースに書き出したものである。

ウ ディスク障害からデータベースを回復するため,データベースの内容をディスク単位で 複写したものである。

エ データベースの回復処理のため,データの更新前後の値を書き出してデータベースの 更新記録を取ったものである。


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