東京理科大学 infoserv[更新日]2000.10.23


問76  入力パスワードと登録パスワードを比較しユーザを認証する方法において, パスワードファイルへの不正アクセスによる登録パスワードの盗用防止策はどれか。

ア パスワードに対応するユーザIDのハッシュ値を登録しておき,認証時に入力された ユーザIDをハッシュ関数で変換し,登録パスワードと入力パスワードを比較する。

イ パスワードをそのまま登録しておき,認証時に入力されたパスワードと登録内容を ともにハッシュ関数で変換して比較する。

ウ パスワードをそのまま登録しておき,認証時に入力されたパスワードと比較する。

エ パスワードをハッシュ値に変換して登録しておき,認証時に入力されたパスワードを ハッシュ関数で変換して比較する。


問77  パスワードに使用する文字の種類をM,パスワードのけた数をnとするとき, 設定できるパスワードの個数Pを求める数式はどれか。


問78  著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア M社の業務プログラムは,分析から製造までの一切をN社が請け負って開発した。 このプログラムの原始的著作者はM社である。

イ 既存のプログラムのアイデアだけを利用して,同一目的のプログラムすべてを 新たに作成した場合でも,既存プログラムの著作権侵害になる。

ウ 著作権及び著作者人格権は,他人に譲渡することができる。

エ 日本国内においては,著作物に著作権表示が明記されていない場合でも, 無断で複製して配布したときには著作権の侵害になる。


問79  特許権と著作権の比較に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 特許権の場合,独自の発明の実施であっても,先に権利を取得した人がいれば権利の 侵害になるが,著作権では,独自の創作であれば,結果として同じものを創作しても権利の 侵害にはならない。

イ 特許権は自然法則を利用した新規性,進歩性のあるアイデアを保護し, 著作権は創造性のあるプログラム言語や規約を保護する。

ウ 特許権は,特許庁に出願し,審査を経て登録されたときに権利が発生するが, プログラムの著作物については,文化庁長官の指定する登録機関に登録するだけで著作権が発生する。

エ 特許法も著作権法も,法の目的は権利を保護することによって産業の発展に 寄与することである。


問80  作業を行う先の企業と雇用契約を結ばない就業形態はどれか。

ア 嘱託       イ パートタイマ

ウ 派遣社員     エ 臨時社員



東京理科大学 infoserv 戻る