東京理科大学 infoserv[更新日]2001.10.29


問41  プログラムの構造に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 再帰的処理のためには,実行途中の状態をFIFO方式で記録し,制御する必要がある。

イ 再入可能プログラムを実現するためには,プログラムを手続き部分とデータ部分に分割して,データ部分をプロセスごとにもつ必要がある。

ウ 逐次再使用可能なプログラムは,再入可能でもある。

エ 複数のプロセスで同時に実行できるようにしたプログラムは,再帰的である。


問42  プログラムの中で使用している外部関数を見つけ,未解決アドレスとして,次のステップに渡すものはどれか。

ア コンパイラ        イ プリコンパイラ

ウ リンケージエディタ    エ ローダ


問43  文書の内部形式を定めた国際規格で,文書変換を汎用的に行うための標準文書記述言語として広く普及してきているものはどれか。

ア DML    イ HTML    ウ SGML    エ STEP


問44  表計算ソフトのグラフ機能を使用して,1月から12月までの売上額,年間移動累計,及び売上額累計のグラフを作成したい。 このとき,セルD2〜D13に入力する計算式に関する記述のうち,適切なものはどれか。 なお,表計算ソフトの機能・用語は,この冊子の末尾を参照してください。

 

A

B

C

D

1

売上額

年間移動累計

売上額累計

2

1

     

3

2

     

4

3

     

5

4

     

6

5

     

7

6

     

8

7

     

9

8

     

10

9

     

11

10

     

12

11

     

13

12

     

ア セルD2に計算式“B2”を入力し,セルD3に計算式“B3+D2”を入力する。 そして,セルD3をセルD4〜D13に複写する。

イ セルD2に計算式“合計 (C$2〜C2)”を入力して,セルD3〜D13に複写する。

ウ セルD13に計算式“合計 (B$2〜B13)”を入力する。 そして,セルD12に計算式“D13−C13”を入力し,セルD12をセルD2〜D11に複写する。

エ セルD13に計算式“合計 (C$2〜C13)”を入力する。 そして,セルD13を,D2〜D12に複写する。


問45  ミドルウェアに属するソフトウェアに関する記述として,適切なものはどれか。

ア 経理や人事部門などの業務合理化を支援するためのソフトウェアである。

イ 多数の応用ソフトウェアが共通に利用する基本処理機能を,標準化されたインタフェースで応用ソフトウェアから利用できるようにするためのソフトウェアである。

ウ ハードウェア資源の状態を常時監視して,コンピュータシステムの効率的利用を実現するためのソフトウェアである。

エ メモリ上のページごとの利用状況を監視して,ページの入替え作業を行い,効率の良い処理を行うためのソフトウェアである。


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