平成7年度 秋期 第二種情報処理技術者試験 午後

                        [更新日]1995.10.25
次の表に従って解答してください。 ┏━━━━┯━━━━━┯━━━━━┯━━━━━━┯━━━━━━━┯━━━━━━━┓ ┃問題番号│問1、問2│問3〜問6│問7〜問10│問11〜問14│問15〜問17┃ ┠────┼─────┼─────┼──────┼───────┼───────┨ ┃選択方法│  必須 │ 2問選択│ 1問選択 │ 1問選択  │ 1問選択  ┃ ┠────┼─────┴─────┴──────┴───────┴───────┨ ┃試験方法│       13:00〜15:30      150分      ┃ ┗━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

平成7年度 秋期 第二種 午後 問1〜問2


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃次の問1,問2は必須問題です。全問解答してください。      ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 問1 次の流れ図の説明及び流れ図を読んで、設問に答えよ。 [流れ図の説明]  入力領域のデータ(in(1),in(2),…,in(11))が正しい 形式であるかどうかを調べる。正しい場合は例のように、先頭に符号(+又は −)を付けた9けた(整数部7けた、小数部2けた)の数字列に変換し、出力 領域(out(1),out(2),…,out(10))に格納する。正し くない場合は、エラーフラグ(errflag)をonにし、出力領域の値が 無効であることを示す。次のように先頭から順に文字が並んでいる場合に、” 入力領域のデータ形式が正しい”とみなす。 (1) 0個以上の空白。 (2) 符号(+又は-)。ただし、+の符号はなくてもよい。 (3) 0〜7けたの数字列(整数部)。ただし、(5)の数字列(小数部)がない場 合は、1けた以上必要である。 (4) 小数点。ただし、(5)の数字列(小数部)がない場合は、なくてもよい。 (5) 0〜2けたの数字列(小数部)。 (6) 0個以上の空白。 例:      ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ 入力領域 │ │ │ │1│2│3│4│.│5│ │ │      └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘      ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ 出力領域 │+│0│0│0│1│2│3│4│5│0│      └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ 設問 流れ図中の[ ]に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。 解答群 ア 0 イ 1 ウ 2  エ 7   オ 9 カ 11 キ j ク j+1 ケ j+7-p コ j+8-p
問2 次の流れ図の説明及び流れ図を読んで、設問1,2に答えよ。 [流れ図の説明] ある店舗において、指定された月の休業日の日数を算出する流れ図で ある。 (1) この店舗の休業日は、日曜日及び祝日である。ただし、日曜日が祝 日に重なった際の振替休日は、休業日としない。 (2) 指定される項目は、次ぎのとおりである。 1. 月区分 :月を、1〜12の整数で表す。 2. 曜日区分 :月初めの曜日を、次の整数で表す。 1:月曜 2:火曜 3:水曜 4:木曜 5:金曜 6:土曜 7:日曜 3. うるう年区分:指定する月が2月の場合、月末が28日であるか29日 であるかを、次の整数で表す。 0:28日(平年) 1:29日(うるう年) (3) 祝日を休業日として加算する際に、プログラムの内部テーブルを利用 する。 年によって日付の異なる祝日(春分の日及び秋分の日)があるため、年 ごとに内部テーブルの見直しを行う。 ある年の内部テーブルの内容は、次のとおりである。 ┌──┬───┬────────┐ │ 月│祝日数│  祝  日  │ ├──┼───┼──┬──┬──┤ │ 1│ 2 │ 1│15│  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 2│ 1 │11│  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 3│ 1 │21│  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 4│ 1 │29│  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 5│ 2 │ 3│ 5│  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 6│ 0 │  │  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 7│ 0 │  │  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 8│ 0 │  │  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │ 9│ 2 │15│23│  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │10│ 1 │10│  │  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │11│ 2 │ 3│23│  │ ├──┼───┼──┼──┼──┤ │12│ 1 │23│  │  │ └──┴───┴──┴──┴──┘ (4) 流れ図では、変数としてX、Y及びZを用いる。このうち、Zには算 出結果の休業日の日数が格納される。 設問1 次の記述中の[ ]に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。 流れ図中の(1)の時点で、変数Xの値は、指定された月の[ a ]を 表し、変数Yの値は、指定された月の[ b ]を表している。 解答群 ア 月初めの曜日区分 イ 月末の曜日区分 ウ 休業日の日数の初期値 エ 日数 オ 最初に日曜日になる日付 カ 最後に日曜日になる日付 設問2 次の記述中の[ ]に入れる正しい答えを、解答群の中から 選べ。(順不同) この店舗では、土曜日も休業日とすることになった。このため、 流れ図中の(2)の処理を次のように変更した。 ┌─────────┐ │ Z+2 → Z │ └─────────┘ ところがこの結果、[ ]場合、[ ]場合及び[ ]場 合に休業日の日数が正確に算出できないことが明らかになった。 解答群 ア 月末が28日の     イ 月末が29日の ウ 月末が30日の     エ 月末が31日の オ 月初めが土曜日の   カ 月末が土曜日の キ 月初めが日曜日の   ク 月末が日曜日の ケ 土曜日が祝日に重なる コ 日曜日が祝日に重なる
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