問66 ある事柄についての仮説が成り立つかどうかを、データから統計量を計算し て調べることを意味する統計学の用語はどれか。 ア 回帰分析 イ 検定 ウ 推定 エ 相関分析 オ 標本調査
問67 ある工場で製品A,Bを生産している。製品Aを1トン製造するのに、原料P,Qを それぞれ8トン、6トン必要とし、製品Bについてもそれぞれ2トン、3トン必要 とする。また、製品A,Bは、それぞれ1トン当たり3万円、1万円の利益を生む。 しかし、原料Pは18トン、Qは15トンしかない。 利益を最大にする生産量を求めるために線形計画問題として定式化したもの はどれか。ここで、製品A,Bの生産量をそれぞれx,yで表すものとする。 ア 条件 4x+y≧9 イ 条件 4x+y≦9 2x+y≧5 2x+y≦5 x≧0,y≧0 x≧0,y≧0 目的関数 3x+y → 最小化 目的関数 3x+y → 最大化 ウ 条件 8x+2y≧18 エ 条件 8x+6y≦18 6x+3y≧15 2x+3y≦15 x≧0,y≧0 x≧0,y≧0 目的関数 3x+y → 最大化 目的関数 3x+y → 最大化 オ 条件 8x+6y≦3 2x+3y≦1 x≧0,y≧0 目的関数 18x+15y → 最小化
問68 次のヒストグラムのうち、分散が最大のものはどれか。ここで、グラフの 各軸の目盛りは、各ヒストグラムとも同じとする。
問69 ある単体テスト工程では、1,000ステップ当たりのバグ発生率はほぼ正規 分布とみなせることが分かっている。チーム別のバグ発生率をヒストグラ ムによって表したところ、バグ発生率が高いことをきらってデータを修正 し、管理値内に収めてしまったチームがあることが推測できた。これに該 当するヒストグラムはどれか。
問70 企業が活用する情報システムに関する記述のうち、適切でないものはどれか。 ア DSSは、会計計算や給与計算などを行うコンピュータによる業務処理システム であり、定型的業務を効率化する支援システムである。 イ EOSは、発注する商品の商品コードや数量をデータエントリ端末から入力し、 データをオンラインで送信することによって自動発注を行うシステムである。 ウ MRPは、部品表をもとに、材科・部品の調達や製品・部品の製造を計画し、管 理するためのシステムである。 エ POPは、製造現場において、的確な指示を出すために製品の品名、品質、設備 状況、作業者などの情報をリアルタイムで集約するシステムである。 オ SISは、企業が事業を展開したり競争力を高めたりする場合に、戦略を形成し、 推進するためのシステムである。
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