表1 資本金区分
資本金 | 区分 |
3千万円未満 | 1 |
3千万円以上 1億円未満 | 2 |
1億円以上 10億円未満 | 3 |
10億円以上 50億円未満 | 4 |
50億円以上 100億円未満 | 5 |
100億円以上 | 6 |
| |
表2 年間売上高区分
年間売上高 | 区分 |
10億円未満 | 1 |
10億円以上 50億円未満 | 2 |
50億円以上 100億円未満 | 3 |
100億円以上 500億円未満 | 4 |
500億円以上 | 5 |
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(2)資本金区分をS,年間売上高区分をUとして,該当する会社数を2次元配列
Mの配列要素M(S,U)に集計する。
設問 流れ図中の[ ]に入れる正しい答えを,解答群の中から選ベ。
a,bに関する解答群
ア 0→M(S,U) イ 1→M(S,U)
ウ 2→M(S,U) エ M(S,U)+1→M(S,U)
オ M(S,U)-1→M(S,U) カ M(S,U)+M(1,1)→M(S,U)
cに関する解答群
ア S=1,2,…,5 イ S=1,2,…,6 ウ S>1
エ U=1,2,…,5 オ U=1,2,…,6 カ U>1
問2 三角形の内部を塗りつぶす処理に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
水平方向に512画素,垂直方向に512画素からなるビットマップ画面がある。
水平方向をX座標,垂直方向をY座標とする(座標の割当てを図1に示す)。
このビットマップ画面の任意の画素を点灯する処理は用意されている。
図1 ビットマップ画面の座標の割当て
三角形は,図1の座標系における3頂点P1,P2,P3の座標(x1,y1),(x2,y2),
(x3,y3)によって与えられる。与えられた3頂点が,図2に示す画素パターンの
ように2×2画素の中に含まれるとき,3頂点が隣接している状態と定義する。
ただし,頂点が重なっている場合(図2の二重丸や三重丸の場合)も含む。
図2 3頂点が隣接している画素パターンの例
三角形の各辺,及び辺に囲まれた領域の画素をすべて点灯する再帰的な描画
処理の手順を次に示す。
(1)3頂点が隣接しているときは,画素で構成できる最小の三角形と考えられ
るので,3頂点を点灯させて処理を終了する。
(2)隣接していないときは,最も長い辺を選び,この辺の中点Pmの座標(xm,ym)
を小数点以下を四捨五入して求める。この中点によって二つの三角形に分割する。
例えば,図1のように辺P2P3が最長である場合には,三角形P1P2Pmと三角形P1PmP3
の二つに分割する。
(3)分割したそれぞれの三角形について,再度(1),(2)の手順を繰り返す。
設問1 最も長い辺の中点を求める理由として適切なものを,解答群の中から選ベ。
解答群
ア 中点の座標値の精度を保つため。
イ 分割によって,直角三角形に近づくようにするため。
ウ 分割によって,直線状に細長くなるようにするため。
エ 分割によって,二等辺三角形に近づくようにするため。
オ 分割によって,3頂点ができるだけ近づくようにするため。
設問2 図2において頂点が重ならない画素パターンの場合,三角形の3辺の長さ
を2乗した値は1,1,2である。このことから,3頂点が隣接している場合を
判定するために,次の処理を行うことにした。
〔判定処理〕
(1)3辺の長さを2乗した値を求める。
(2)その値が1以下である辺の個数を数える。
(3)個数が2個以上のときには,隣接している状態と判断する。
ところが,この判定処理では隣接している状態を正しく判断できない場合
がある。それは,どのような画素パターンに遭遇したときか,解答群の中
から選ベ。
解答群
設問3 3頂点が隣接している場合を判定する条件として正しいものを,解答群
の中から選ベ。
解答群
ア 3頂点のX座標又はY座標の値が,すべて同じである。
イ 3頂点のX座標及びY座標の最大値と最小値の差が,ともに1以下である。
ウ 3頂点のX座標及びY座標の最大値と最小値の差が,ともに2以下である。
エ 長さの2乗値が1以下である辺が1個ある。
オ 長さの2乗値が2以下である辺が2個以上ある。
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