問61 ソフトウェアに関するリバースエンジニアリングの説明として,最も適切なもの はどれか。 ア 実装されたソフトウェアから設計仕様を抽出して,ソフトウェア開発に 利用する。 イ 出力,処理,入力という順にソフトウェアの設計を行う。 ウ ソフトウェアとして実現されていた機能をハードウェアで実現する。 エ ソフトウェアの処理の内容に応じて,開発言語や開発ツールを選択する。

問62 プログラムの作成において,モジュール論理設計の要点である構造化プログラ ミングの説明として,適切なものはどれか。 ア コーディングの字下げ規則を設け,ソースリストを見やすくする。 イ 注釈を活用し,それを読むだけで処理内容が分かるようにする。 ウ 三つの基本構造“順次・選択・繰返し”で記述する。 エ モジュール一つの大きさの目安は,50〜150ステップとする。

問63 プログラムの構造化設計におけるワーニエ法の説明として,適切なものはどれか。 ア 扱うデータの構造に着目して,入出力データの構造図を作成し,次に入 力データの構造図をもとにプログラム構造図を作成する方法である。 イ 扱うデータの流れに着目し,データフロー上の機能を源泉(source), 変換(transform),吸収(sink)にグループ分けする方法である。 ウ ソフトウェアをデータとプロセスの集合としてとらえ,一体化すること によってモジュールとしての独立性を高める方法である。 エ プログラムの制御構造に着目し,呼出し関係を表す制御フローに基づい て論理設計を行う方法である。

問64 構造化分析で作成したデータフロー図から,構造化設計における構造チャートへ 変換する技法はどれか。 ア KJ法 イ OMT法 ウ ジャクソン法 エ トランザクション分割法

問65 メニューの設計に関して,適切な記述はどれか。 ア ヘルプ機能があれば,目的のメニューを表示させるためのショートカッ ト(近道)手段は不要である。 イ ポップアップメニューやプルダウンメニューの構造は,項目数が多くなっ た場合でも単層とするのが望ましい。 ウ メニューの構造を考えるとき,作業の種類を考慮する必要はない。 エ 利用者がコマンドを覚えなくても済むようなメニュー項目を設ける。