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設置機器紹介

高分解能誘導結合プラズマ質量分析装置

高分解能誘導結合プラズマ質量分析装置
【登録名称】
高分解能誘導結合プラズマ質量分析装置
【登録番号】
45
【正式名・メーカー・型式】
Nu instruments ATTOM
【概要・得られる情報】
高温アルゴンプラズマによって試料をイオン化し,電場・磁場の作用により質量数ごとに分ける。 質量数及び強度から,その元素の種類と濃度がわかる。 ほぼ全ての元素について高感度に検出でき,ppm〜ppqレベルの超微量分析が可能。 また質量数の違いを電場と磁場で分離するため,高精度な同位体分析が可能で,食品の産地判別や考古・鑑識試料の鉛同位体比分析など,起源分析で威力を発揮する。 本装置では分解能を任意に設定でき,ICPでよく問題となるプラズマガスによるスペクトル干渉を除去した分析ができる。
【運営責任者・連絡先】
応用化学科 中井 泉 (内線5761)

利用に際して

本装置では高濃度試料(ppmオーダー以上)は分析困難です。 使用する場合は,中井研究室(内線5782)の担当者までご相談ください 原則,利用者は講習会を受講され,装置担当者に認可された方に限られます。
利用規程を参照  マニュアルを参照 (pdf形式)