★★★InfoCASL 情報処理試験合格を目指して ★★★    ★★★ CometII & CaslII Emulator for WIN32 ★★★    ★★★ アセンブラ言語CASL II(工学図書出版) ★★★           2003.7.23                       広瀬 啓雄            E-mail :hirose@rs.suwa.tus.ac.jp      URL http://www.rs.kagu.sut.ac.jp/~infoserv/ ●対応OS WindowsXP,Windows2000,WindowsME,Windows98,Windows95,WindowsNT4,Winodws3.1(win32が必要) インストーラのバグで、ユーザ名が全角文字の場合、インストール中にエラーと表示されます。 しかし、ユーザ名が半角文字で管理者権限をもつユーザでログインし直しインストールをすれば、 正常にインストールできます。 ●機能 情報処理技術者試験のComet II & Casl IIシミュレータソフトです。 2001.5発表のマクロ命令(RPUSHとRPOP命令)にも対応しています。 ●インストール及び実行 1)InfocaslXXX.lzhを解凍します。(XXXはバージョン番号) 2)setupを実行します。セットアッププログラムが起動しインストールします。   c:\program files\InfoCASLにセットアップされます。 3)スタートメニューにInfoCASLシミュレータが追加されてますので、これをクリックして下さい。 ●アンインストール 1)コントロールパネル→アプリケーションのセットアップと削除→casl_e01  このとき、c:\program files\InfoCASLにcaslソースファイルが存在するとエラー  メッセージが表示されますが、エクスプローラなどで削除することができます。 ●ライセンス フリーとします。但し著作権は作者が所有します。 また、本プログラムによるいかなる不具合に対して作者は責任を負いません。 再掲載は自由ですが、原則として作者にE-mailでご一報下さい。 ●バグ報告 バグがあると思いますが、見つけられた方はお手数ですが,E-mailにてご報告御願いし ます。できるだけ対処したいと思います。 また、その他お気づきの点がございましたら、E-mailで御願いします。 バグの連絡先 hirose@rs.suwa.tus.ac.jp ●既知の制限 ・サブプログラムで同一のラベルが使えない。 例 PRG START LD GR1,A CALL SUB RET A DC 10 END SUB START LD GR2,A RET A DC 10 ; <==ここでエラーとなります。 END 情報処理試験センタの仕様では、上記のプログラムはエラーとなりません。 ラベルが重ならないようにプログラムしてください。 Ver2.1で対処したいと思っています。 ●既知の問題点 Ver2.0.10ですが、メニューバー「ヘルプ」→「バージョン情報」で バージョンがVer2.0.9と表示される。 InfoCASL.exeのタイムスタンプが2003/04/25でしたらVer2.0.10です。 次回に修正します。 変更履歴 Ver2.0.9→Ver2.0.10 ・ラベルを2重に付けたとき(プログラムは正しく動作するが)データ領域表示を修正した Ver2.0.8→Ver2.0.9 ・分岐命令でインデックスレジスタを使用したとき、場合によってはランタイムエラー が発生するバグを修正した Ver2.0.7→Ver2.0.8 ・OUT命令で半角カタカナを表示できるようにした ・プログラムでデータ領域以外に書き込むと、まれにランタイムエラーが発生するが メッセージボックスを表示しInfoCASLに戻れるようにした。 Ver2.0.6→Ver2.0.7 ・リテラル内で;を入れる(LD GR1,=";"など)でエラーとなってしまうバグを修正 Ver2.0.5→Ver2.0.6 ・H13/4の基本情報処理試験 CASL2で出題されたマクロ命令RPUSHとRPOPを追加した。   RPUSH: GR1〜GR7の内容をスタックに待避する   RPOP: GR1〜GR7の内容をスタックに復元する  マクロですが、命令語長は2Wordにしました。(手抜きです) ・アセンブル時に中間ファイルを作成しますが、作成する場所を環境変数TMPの場所に 変更した。 Ver2.0.4→Ver2.0.5 ・Ver2.0.4で混入してしまった32767をLDできないバグを修正 ・編集メニューに「元に戻す」と「すべて選択」を追加 ・トレース中に「閉じるボタン」でシミュレータを終了し、ソースプログラムを保存す るとトレース中のソースプログラム(実行中の行表示)が保存されてしまうバグを修正 ・F1キーでヘルプを表示するようにした Ver2.0.3→Ver2.0.4 ・1WordのCPA命令で内部的に減算をしていますが、減算結果が16bitに収まらないときに ランタイムエラーでプログラムが停止するバグを修正 ・比較命令で、オーバーフローフラグが0にならないバグを修正 Ver2.0.2→Ver2.0.3 ・分岐命令(ジャンプ系)で、数値で分岐先のアドレス指定をできるようにした。 Ver2.0.1→Ver2.0.2 ・CPL命令のフラグレジスタの判定結果の不具合を修正 Ver2.0.0→Ver2.0.1 ・アセンブルリスト印刷ダイアログで、キャンセルボタンをクリックしても印刷される バグを修正 ・OUT命令で文字表示が□になるバグを修正 ・トレース実行後もデータ領域を参照できるように機能変更 ・プログラム終了時にソースプログラムを保存するか判断する機能を追加 Ver2α→Ver2.0.0 新仕様に対応した細かなバグをとりリリース版へ Ver1.00b→Ver2α ・CometII & Casl IIに対応(旧Casl命令は廃止) Ver1.00→Ver1.00b ・オープニング画面の変更 Ver0.2→Ver1 ・ヘルプを追加 ・OUT命令、IN命令の不具合を直した ・ブレークポイントを作り、任意の場所でプログラムを止めるように修正。 ・OUT命令の表示履歴を見られるように修正。 ・メニューバーにヘルプを追加した。 Ver0.14→Ver0.2 ・VB Ver6でコンパイルし直した ・インストーラを作成し直した Ver0.13→Ver0.14 ・POP命令で、GR1を指定するとGR2にPOPされるバグを修正。 ・テンポラリファイル(temp.temp)の場所をC:\に固定 Ver0.1→Ver0.13 ・JUMP命令で、ラベルがなくてもアセンブルエラーがでないのを修正。 ・CPA,CPL命令でFlagRegisterの内部処理を修正。 ・保存または、開くでキャンセルボタンをクリックすると、以上終了する不具合を修正。 ・シングルステップトレース中にファイルセーブをするとトレース中のファイルが保存されてしまう不具合を修正。