電子式卓上計算機

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 1642年にパスカルが歯車を主体とする機械計算機を作製して以来、約300 年の間製作され続けてきた機械計算機の市場は、真空管、トランジスタなどの 電子素子の出現によって電子回路で作られた二進法の計算機に変ってしまった。  つまり、電子がその代りをつとめるため、内部は回路の組み合わせだけにな って、演算機構、記憶機構には機械的な可動部がなくなり、そのため故障回数 が減少し、重量は軽減され、動作速度が何万倍も速く、計算精度も上がり、保 守も簡単になって、ここに機械計算機では考えられない計算機が出現した。こ の計算機は高性能の割には卓上におけるほどの小型の装置であったので、電子 式卓上型計算機(電卓)と呼ばれるようになった。 キャノン(Canola 130) (21Kb) カシオ(ルート001) (31Kb) 東芝(TOSCAL 1401) (25Kb) 精工(SEIKO S-301) (18Kb) シャープ(COMPET CS-241) (18Kb) ソニー(SOBAX ICC-88) (22Kb) サンヨー(CX-2100C) (23Kb) OMRON(800K) (26Kb) リコー(RICOMAC 121-SR) (28Kb)
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