DO文
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green dotDO文

DO文は、その直後に続くステートメントからDOループの終わりを指定 するステートメントまで(そのステートメントも含めて)の実行を制御する。 これらのステートメントは「DOの範囲」または「DOループ」とよばれる。

  [DO文の名前:] DO  [[stl][,] i=e1,e2[,e3]]

stlDO文と同じプログラム単位内のDOループの終わり を意味する実行可能ステートメントのラベルである。
i DO変数とよばれる整数である。
e1,e2,e3DOループの反復を定義する整数の算術式である。 e1は初期値、e2は検査値である。検査値は終了値とも よばれ、DO変数の現在値と比較する値のことである。
e3は増分で、任意選択であり、値をゼロにすることはできない。 e3を省略した場合、その値は1とみなされ、 先行コンマも省略しなくてはならない。

[例]
5から10までの数字を出力したあと、100から80までの数字を出力する。

    DO i=5,10
      WRITE(*,*) i
    END DO  
    DO i=100,80,-1
      WRITE(*,*) i
    END DO  

green dotEND DO文

END DO文は、DO文を終わらせる。DOループがネストされている場合は、 DO文の名前を指定するとプログラムが読みやすくなる場合がある。

  END[ ]DO [DO文の名前]

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