IF文
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green dotIF文

IF文は、与えられた条件にしたがってどのステートメントを実行すべきかを 指定する。論理IF文、ブロックIF文、算術IF文がある。

green dot論理IF文

論理IF文は、論理式(m)の値が真ならば、指定されたステートメントstを 実行し、偽ならば、そのステートメントをスキップする。

  IF (任意の論理式) st

   st:任意の実行ステートメント

[例]
論理式(n <= 0)が真(nが0以下)ならば、'n <= 0'と表示される。 偽のときは、次のステートメントが実行される。
   IF (n <= 0) WRITE(*,*) 'n <= 0'

green dotブロックIF文

ブロックIF文はEND IF文および任意選択のELSE IF文とELSE文と共に、 実行順序を制御するために使用する。

  [IF文の名前:] IF (任意の論理式) THEN

green dotEND IF文

END IF文は、IFブロックを終わらせる。実行は通常の実行順序で引き続き行う。

  END[ ]IF [IF文の名前]

green dotELSE文

ELSE文は、その前にあるブロック IFまたは、ELSE IF条件が偽と 評価された場合に実行される。実行は通常の実行順序で引き続き行う。

  ELSE [IF文の名前]

green dotELSE IF文

ELSE IF文は、その前にあるブロックIF条件が偽であると 評価された場合に実行される。

  ELSE IF (任意の論理式) THEN [IF文の名前]

[例]
ELSE IF文の例。xの大きさによって、以下のようにnの値を設定する。

       x≦100   ………… n=0
    100<x<200  ………… n=1
      200≦x       ………… n=2

    IF (x >= 200) THEN
       n=2
    ELSE IF (x > 100) THEN
       n=1
    ELSE
       n=0
    END IF
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