MODULE文
MODULE文
MODULE文からEND MODULE文までをモジュールとよび、副プログラムの 一種である。モジュールでは、次の(1)〜(3)のように共通に使う変数、 手続き、演算子などを定義することができる。モジュールで定義した 内容は、他のプログラム単位からUSE文を使って参照できる。
MODULE モジュールの名前
[宣言部]
[副プログラム]
END [MODULE [モジュールの名前] ]
(1)同一の共通ブロック
モジュール副プログラムは、複数のサブルーチンで共通して使用する 変数名(構造体も含む)を副プログラムの形式で定義する。
(2)手続きライブラリ(⇒
INTERFACE
文参照)
外部手続き(外部サブルーチン)に対する引用使用(引数の型や属性)を モジュールにまとめて定義する。これは、引数キーワードと省略可能な 引数が使用でき、引数に対する検査を行うことができる。
(3)利用者定義演算子の作成(⇒
INTERFACE
文参照)
利用者定義演算子を作成して、演算子を拡張することができる。 たとえば、行列の加算を行うように"+"を拡張することができる。