サンプル2

次の段階として出力したキーワードを入力し、正解か間違いかを表示するプログラムsample2を作りたいと思います。

その前にsample2に必要な標準ライブラリ関数について説明します。
これまで、プログラムの頭に、

#include <stdio.h>

という行を必ず記述してきました。これはプログラムを記述する際に必要となる基本的な関数や設定を記述してあるファイルを読み込むために必要となります。(特に"stdio.h"というインクルードファイルは入出力関係の関数設定を含む為、プログラムに必ず記述されています。)
今回のsampleでは、問題と解答の2つの文字列を比較して正否を判定するために、文字列操作関係のインクルードファイル"string.h"に含まれている関数

strcmp( char *str1, char *str2 )
文字列str1が文字列str2より小さければ、0より小さい数、大きければ0より大きい数、等しければ0を返す

を利用して、正解か間違いかを表示するプログラムを作ります。

sample2.cのダウンロード(右クリック後、名前をつけて保存をクリック)

/* sample2 */
#include <stdio.h>
#include <string.h>

int main()
{
char *qstr="Hello";
char *estr[100];

printf("それではタイピングを始めます。>\n");
printf("下に表示されているキーワードと同じ文字を打ってください>\n");
printf("%s\n",qstr);
scanf("%s",estr);
if ((qstr,estr) == 0)
printf("正解\n");
else
printf("違うよ\n");
return 0;
}