分光筒
目的
虹のそれぞれの光は、太陽の光を、その光のもともとの色を分けたもので
あることを証明します。
用意するもの
○分光シート
○ラップ類のしん
○セロハンテープ
○黒の布ガムテープ
実験手順
1. ラップの芯の一方に、2つの黒い布ガムテープをかぶせます。
2つのガムテープの間は1mm以下(髪の毛1本分)にします。
この細い隙間がまっすぐ同じ幅になるように注意しましょう。
ちなみに、この隙間をスリットと言います。
2. 1を行った際、ガムテープのでっぱりが見栄えが悪いので、
海苔巻きのように貼って見栄えをよくしましょう。
3. 次にその反対側、つまり接眼側は分光シートを被せます。
この際、分光シートを回しながら、ピントを合わせます。
4. 対角線にセロハンテープで、分光シートを筒に留めます。
5. 接眼側と同じように、こちら対物側も海苔巻きのように貼ります。
6. 出来上がった分光筒で太陽光が反射しているところや電球などを見てみます。
ただし太陽光を直接見てはいけません。
白熱電球の場合
蛍光灯の場合
LEDの場合
※ただし蛍光灯でも上図の様に見えない場合があります。
また水銀灯は蛍光灯の様に見えます。
補足
明かりを灯す器具といえば、白熱電球か蛍光灯が多いです。
近年では、発光ダイオード(LED)も普及してきました。
電気が流れにくいところに、流す電流を強くしていくと、
その部分は熱くなって、色が赤黒い色から、眩しく明るい色に変わっていきます。
白熱電球は、このようにして黄色く明るく光っています。
同じ明るさの電球色蛍光灯は、白熱電球の約4分の1以下しか電気を使いません。
省エネ電球も、形は電球のようですが、中は電球色蛍光灯になっています。
波長の長い色から、赤橙黄緑青藍紫となっています。
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