雲をつくる!?実験
目的
空にういている雲をつかまえてくることは難しいけど、ペットボトルの中で雲が作れたら楽しそうですね。
今回の実験では、誰でも簡単に雲が作れてしまいます!
用意するもの
●炭酸飲料用のペットボトル(500ml)
●ポンプ(炭酸が抜けにくくなるペットボトルキャップ。ホームセンターで買えます。)

実験手順
@ペットボトルにポンプをしっかりとはめます

Aポンプを押して、ペットボトルの中の圧力をあげます。
ペットボトルがパンパンになり、ポンプが押せない位までプシュプシュします。

Bポンプについているキャップをいっきにはずします。
すると、勢いよくボン!という音がして、ペットボトルの中に雲ができています。

どうして雲ができるのかな?
空気は押し縮めると温度が上がり、ふくらませると温度が下がる性質があります。
ポンプで圧縮されてペットボトル内の気圧が上がり、温度も上がります(断熱圧縮)。
このとき、ペットボトルの中の水は蒸発し、空気に取り込まれていくのです。
ポンプのキャップを勢いよくはずすと、
圧縮された空気が、いっきにふくらんでペットボトル内の気圧がさがり、温度もさがります(断熱膨張)。
このため、空気中の水蒸気が水となってでてきて、雲が発生するのです。
参考
○川村 康文著「東京理科大学・坊ちゃん選書 よくわかる、おもしろ理科実験」 オーム社
○[NGKウォーターラボ 〜水のふしぎの実験室〜]http://www.ngk.co.jp/mizu/wonder/m01.html
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