燃料電池

目的

燃料電池は意外と簡単にできるので、作ってみて仕組みを理解しましょう。

用意するもの

ハイパワー発電機

   ペットボトル
  
   ○鉛筆の芯

コーヒー

千枚通し

    


  実験手順


. フィルムケースのふたに千枚通しで2つ穴を開けます。
  この穴に鉛筆の芯や備長炭の細長いものをさして電極とします。
  この時、
2本の電極が触れないようにします。

    


. コーヒーをフィルムケースに入れ、電解液(電流が流れる液体)とします。

. 電極を挿しこんだフィルムケースのふたを本体に被せて閉めます。

    


. 手回し発電機のスイッチを高にして、電極に繋いで飲み物を電気分解します。
  電気分解する時間は約
1分間です。006P乾電池でも電気分解します。

    


. 電気分解したら、これで燃料電池の出来上がりです。

. 電気分解をして作って燃料電池では、電気分解のときの電極のプラスとマイナスが、
  そのまま電池のプラスとマイナスになります。
  プラス、マイナスを確かめて電子オルゴールを繋いでみましょう。
  素敵な音楽が流れてきます。


     ←クリックで動画が見られます


 補足

  燃料電池での発電の時は、水素と酸素が化学反応をして水ができます
         2H2 + O2 2H2O
 
実用化された燃料電池では、酸素は空気中のものを使い、
 水素を燃料として使います。

 燃料電池のパワーで自動車を動かすこともでき、有害な排気ガスを
 出さない自動車として注目されています。





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