色素増感太陽電池で電子オルゴールを鳴らす
目的
太陽の光で発電することも可能です。
色素増感太陽電池作りその原理を理解しましょう。
用意するもの
○フライパン
○二酸化チタン
○アルミ箔
○6Bの鉛筆
○エタノール
○ティッシュ
○ガラス棒
○お湯
○テスター
○色がつくもの(ハイビカスや緑茶など)
○ヨウ素電解液
○ストロー
○醤油さし
○電子オルゴール
○ITO薄膜がコーティングされたガラス板2枚
○セロハンテープ
実験手順
1.2枚のガラス板の片表面には、ITO薄膜がコーティングされているため、
テスターで導電面を調べる。
2.2枚のガラス板をエタノールとティッシュで綺麗にする。
3.片端を2〜3ミリメートル空けてセロハンテープで固定。
4. 二酸化チタンを1枚のガラス板に2、3滴たらしてコーティングする。
コーティングの際はムラがないように塗ること。
5. 塗ったらすぐに焼き付ける。
この際、フライパンにはアルミ箔を敷く。
6. 焼き着けている間に、もう1枚のガラス板に同じように、片端を2〜3mm開け、
6Bの鉛筆で塗る。顔が映るぐらい黒光りしているとすごくいい。
7. 焼き付けている方が焼き終えたら、すぐ冷やすと割れてしまうので、
徐々に冷やす。手にのせられるくらい冷えるとO.K.
8. 焼き終えた方に色素を染み込ませる。
9. 2〜3ミリメートルを開けた方を互い違いにし、
その間にヨウ素液電解液を1〜2滴垂らす。
10. 色素をつけた側をマイナス、鉛筆で塗った方をプラスで
電子オルゴールを付ける。
※指紋によって変化することに注意すること。
←クリックで動画が見られます。
補足
・僕たちはこの色素増感太陽電池を長持ちさせる保存方法やどのようにして効率をあげるか、
いろいろな色素によってどう変化するかなどについて研究しています。
興味がある人は是非うちの研究室に(笑)
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