平成7年度 春期 第二種 午後 問15

                        [更新日]1995.05.22
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 次の問15から問17までの3問については、この中から1問を選択し、答案用紙の選択欄の┃ ┃[選]を黒くマークして解答してください。                       ┃ ┃ なお、2問以上選択した場合には、はじめの1問について採点します。          ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
問15 コード一覧表作成に関する次の説明を読んで、設問に答えよ。 コード一覧表(様式1)は二つのファイルの内容を併記の形式で 表示する。 作成する処理の流れを図1に示す。 〔各ファイルの説明〕 (1) 入力として使用するAファイル(様式2)は、品目名称が平均90 けた(最大250けた)の可変長ファイルである。 (2) Aファイル、Bファイルのレコードは順不同である。 (3) 区分はAファイル、Bファイルの別を表す。 (4) 同じ品目コードのレコードが、Aファイル、Bファイルの両方にあ るとは限らない。 (5) Aファイル、Bファイルの品目コードが同じでも、品目名称のけた 数は同じ長さとは限らない。 (6) ステップ1で出力するCファイル(様式3)は、品目名称を25けた ずつに区切った固定長ファイルである。 (7) ステップ3で出力するDファイル(様式4)は、コード一覧表の1行 分を出力するのに必要な項目を1レコードとしたファイルである。 〔コード一覧表の説明〕 (1) 1行の左半分にAファイルの内容を、右半分にBファイルの内容を 出力する。 (2) 品目名称は25けたの固定長で出力する。 (3) 分類コードが変わるごとに改ページを行なう。 (4) 品目コードは品目コードが変わったときに出力する。 (5) 1ページには50行出力する。 (6) 分類コードが変わらず品目コードが変わったとき、空白行を1行 出力する。 〔処理ステップの説明〕 (1) ステップ1では、Aファイルの様式を変換し、連番を付加しながら Cファイルに出力する。次に、同様にBファイルの様式を変換し、連 番を付加しながらCファイルに出力する。(入力ファイルの品目名 称のけた数によっては、入力ファイルの1レコードが複数レコード として出力される。) (2) ステップ2では、分類コード、品目コード、連番をキーとして整列 を行なう。 (3) ステップ3出は、整列キーが同一のレコードを1レコードとしたD ファイルを作成する。このとき、同一キーのレコードが一方にしか ない場合には、ないほうのファイルの内容(品目コード、品目名称) は、空白で出力される。 (4) ステップ4では、dファイルの1レコードを1行として、コード一覧 表を作成する。 設問 次の説明文の[ ]に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。 (1) Aファイル、Bファイルのレコード数を、それぞれm、nとするとき、 ステップ1で出力されるCファイルのレコード数は、約[ a ]レコ ードとなる。 (2) Cファイルに設定される連番は[ b ]である。 (3) 品目コードが変わったときに出力する空白行のレコードを、ステッ プ3でDファイルに出力するとした場合、出力する条件は[ c ]で ある。 (4) ステップ4で分類コード及びページを指定して出力範囲を指定でき る機能を追加する場合、Dファイルに追加する項目は[ d ]。 (5) 1品目の出力が2ページにまたがらないようにしたい。そのため、D ファイルの内容を、一度メモリー上の領域に格納して処理する。この とき領域の大きさは最低[ e ]レコード分必要である。 a に関する解答群 ア m+n   イ (m+n)×3   ウ (m+n)×4 エ (m+n)×5 オ (m+n)÷25×4 b に関する解答群 ア 区分ごとの入力レコードの連続番号 イ 区分ごとの出力レコードの連続番号 ウ 区分ごと、分類コードごとの出力レコードの連続番号 エ 区分ごと、分類コードごと、品目コードごとの出力レコードの連続 番号 オ 分類コードごと、区分ごとの出力レコードの連続番号 c に関する解答群 ア 連番が変わったとき イ 連番が小さくなったとき ウ 品目コードが変わったとき エ 品目コードが変わり、連番が大きくなったとき オ 品目コードが変わり、連番が小さくなったとき d に関する解答群 ア 連番である イ ページである ウ 区分である エ 連番とページである オ (m+n)÷25×4 e に関する解答群 ア 4 イ 5 ウ 10 エ 11 オ 50 カ 51
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