平成8年度 春期 第二種 午後 問15

                        [更新日]1996.06.04
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 次の問15から問17までの3問については、この中から1問を選択し、┃ ┃答案用紙の選択欄の「選」を黒くマークして解答してください。     ┃ ┃ なお、2問以上選択した場合には、はじめの1問について採点します。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 問15 内部設計に関する次の記述を読んで,設問1〜5に答えよ。 あるスーパーでは,客のレシート1枚分を1レコードとした販売明細ファイル(様 式1)と商品マスタファイル(様式2)を保管している。この二つのファイルを使用 して,商品別時間帯別販売実績表(様式3)を作成することになった。 (1) 営業時間はl0:00〜20:00である。 (2) 特売としてのタイムサービス(例えば開店時の10:00〜11:00,特定時の15:00〜 16:00,閉店時の19:00〜閉店等)があり,該当時間帯の販売価格は特売価格とな り,それ以外は通常価格となる。なお,同一商品が一日に二度以上特売されること はない。 (3) 販売明細ファイルには数量の項目はない。一人の客が同じ商品を複数個購入した 場合は,販売明細ファイルの販売商品が購入した個数分繰り返し記録される。 (4) 商品コードは10001〜89999の5けたである。 (5) 商品別時間帯別販売実績表は次のように作成される。 �� 1. 指定された商品(最大l00品目)について作成する。 �� 2. 時間帯は,1時間を単位として集計する。 �� 3. 購入客数は,その商品を購入した人数を,来店客数はその商品を購入しなかっ た客を含めたレジ通過人数をいう。 4. 粗利益額は“売価一仕入単価”で算出する。 5. 購入者比率は,来店客数のうちその商品を購入した客の比率を表す。 �� 6. 一人当たり購入数量・購入金額は,その商品を購入した客の一人当たりの平均 を表す。 ┌─┬─┬─────┬─┬─────┐ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │レ│チ│販売商品1│…│販売商品n│ │商│商│通│特│特│特│仕│ │シ│ェ├─┬─┬─┼─┼─┬─┬─┤ │品│品│常│売│売│売│入│ │|│ッ│商│商│売│ │商│商│売│ │コ│名│価│価│開│終│単│ │ト│ク│品│品│価│ │品│品│価│ ||│ │格│格│始│了│価│ │番│ア│コ│名│ │ │コ│名│ │ │ド│ │ │ │時│時│ │ │号│ウ│|│ │ │…│|│ │ │ │ │ │ │ │分│分│ │ │ │ト│ド│ │ │ │ド│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │時│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │分│ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ 様式1 販売明細ファイルの様式 様式2 商品マスタファイルの様式 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 商品別時間帯別販売実績表 ┃ ┃ ┃ ┃┌─────┬───┬───┬───────┐ ┃ ┃│商品コード│XXXXX ‖商品名│NNNNNNNNNNNNNN│ ┃ ┃└─────┴───┴───┴───────┘ ┃ ┃┌──────┬───┬──┬──┬───┬───┬───┬─────────┐┃ ┃│ │ 来店 │購入│販売│ 販売 │ 粗利 │購入者│ 一人当たり │┃ ┃│ 時間帯 │ │ │ │ │ │ ├────┬────┤┃ ┃│ │ 客数 │客数│数量│ 金額 │ 益額 │比率 %│購入数量│購入金額│┃ ┃├──────┼───┼──┼──┼───┼───┼───┼────┼────┤┃ ┃│開店 〜11:00│ 9,999│ 999│ 999│99,999│ 9,999│ 99.9 │ 99.9 │ 99,999 │┃ ┃│11:00〜l2:00│ 9,999│ 999│ 999│99,999│ 9,999│ 99.9 │ 99.9 │ 99,999 │┃ ┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │┃ ┃│ : │ : │ :│ :│ : │ : │ : │ : │ : │┃ ┃│ │ │ │ │ │ │ │ │ │┃ ┃│19:00〜 閉店│ 9,999│ 999│ 999│99,999│ 9,999│ 99.9 │ 99.9 │ 99,999 │┃ ┃└──────┴───┴──┴──┴───┴───┴───┴────┴────┘┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 様式3 商品別時間帯別販売実績表の様式 この処理プログラムをA君とB君に作成してもらった。 A君は,処理を三つのステップに分けて,図lに示す流れによって作成する方法を 考えた。 (1) ステップ1では,販売明細ファイルの1レコードごとに次の処理を行い,P1ファ イルを作成する。 1. 来店客数情報として,商品コード“00000”のレコードをP1ファイルに出力する。 2. 販売商品1〜販売商品nの中から,パラメタで指定された作成対象となる商品 があれば,販売商品情報としてP1ファイルに出力する。なお,作成対象商品が 複数ある場合は,出力されるレコードも複数となる。 (2) ステップ2では,P1ファイルをある整列キーに従って昇順に整列し,P2ファイ ルに出力する。 (3) ステップ3では,集計用エリアを一つ用意して,商品別時間帯別販売実績表を作 表する。 �� 1. 来店客数情報を集計用エリアの該当する時間帯に入れる。 �� 2. 販売商品情報を商品ごとに該当する時間帯に加算する。商品が替わるごとに集 計用エリアの内容を出力して作表し,来店客数以外の項目はクリアする。 一方,B君は,1ステップで処理する方法(図2)を考えた。 (1) 集計用エリアを最大出力のl00品目分用意する。 (2) 販売明細ファイルを入力し,パラメタで指定された作成対象商品のデータを該当 する集計用エリアに格納する。 (3) 販売明細ファイルの入力が終了したら,集計用エリアの内容を出力して作表する。 設問1 売価決定において,“特売開始時分≦チエックアウト時分≦特売終了時分” で判定するとしたとき,商品マスタの特売開始時分,特売終了時分への設定で 処理が正しく行われないのはどれか。なお,設定しないときの初期値は “00:00”とする。 解答群 ア 開店時サービスは,開始時分,終了時分とも設定する。 イ 開店時サービスは,終了時分だけ設定する。 ウ 特定時サービスは,開始時分,終了時分とも設定する。 エ 閉店時サービスは,開始時分,終了時分とも設定する。 オ 閉店時サービスは,開始時分だけ設定する。 設問2 A君のステップ2の整列キーとして正しいものを選ベ。 解答群 ア 商品コード,チエックアウト時分 イ 商品コード,レシート番号 ウ チエックアウト時分,商品コード エ レシート番号,商品コード オ レシート番号,チエックアウト時分 設問3 データを加算するための集計用エリアに最小限必要な項目を四つ選べ。  ̄ ̄ ̄ ̄ 解答群 ア 粗利益額 イ 購入客数 ウ 購入者比率 エ 販売金額 オ 販売数量 カ 一人当たり購入金額 キ 一人当たり購入数量 ク 来店客数 設問4 A君とB君のプログラムに関する説明で正しいものを選べ。 解答群 ア A君は指定された商品数が100を超えても対応可能である。 イ A君は対象商品だけを抽出しているので処理速度が速い。 ウ A君は集計用エリアが大きいため,処理速度が遅い。 エ B君はプリント中にトラブルが発生したときの,再処理時間が短い。 設問5 販売明細ファイルに最小限必要な項目を二つ選ベ。  ̄ ̄ ̄ ̄ 解答群 ア 商品コード イ 商品名 ウ チェックアウト時分 エ 売価 オ レシート番号
戻る 次頁:問16