4.実験2の手順
(1) 実験回路とDigital-Multi-Meterを接続する。
【実験装置】
静特性の測定に用いる装置は、DMM2台とPC、電源である。

図8 静特性実験装置

図9 静特性実験装置(クリックすると画像拡大)
具体的な手順@動画(30.4M)
- DMM(トンネルダイオード(T.D))と回路のBNCコネクタ(T.D側)をBNCケーブルで接続する。
- DMM(抵抗)と回路の抵抗側を同様に接続する。
- 電源と回路の入力側をBNCケーブルでつなぐ。
【注意すること】
BNCコネクタから赤い線(プラス)と灰色の線(マイナス)がでているものがある。それを電源につなぐ。
つなぎ方は、電圧を0から13[V]まで上げる時(13「V」から下げる時)は、赤い方を電源のプラスに、灰色をマイナス
につなぐ。電圧を0から−3[V]まで下げる時(−3[V]から上げる時)は赤い方を電源のマイナスに、灰色をプラスにつなぐ。
(2)電源電圧を変化させる
合計で以下の(a)(b)(c)(d)の4つのデータを取ることになる。
(A)電圧を0[V]から13[V]まで上げ、13[V]から0[V]まで下げる測定をする。
まず、デスクトップのアイコン
をダブルクリックして立ち上げる。
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Startに0 Stepに0.5 end_inに13 を入力する。 |
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ファイル名を入れる。 |
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画面左上の実行ボタンを押す。・・・(a) |
測定が終わったら、LabVIEWに違うファイル名を入れて、今度は Start 13 Step 0.5 end_in 0 と入力して実行する。
・・・(b)
(B)電圧を-3[V]から0[V]まで上げ、0[V]から-3[V]まで下げる測定をする。
- (A)の測定が終わったら、電源につないでいるBNCコネクタの線を反対にする。赤い方をマイナスに、灰色の方をプラスにする。
- LabVIEWに別のファイル名を入れて、今度は Start 0 Step 0.5 end_in 3 として実行。・・・(c)
- 測定が終わったら、そのままの状態でファイル名を変えて、Start 3 Step 0.5 end_in 0 と入力し、実行する。・・・(d)
以上で静特性の測定は終わりである。
取り込んだデータはデスクトップの
フォルダの中に入っているので、
KaleidaGraph(使用方法)を用いてグラフにすること。
*終了方法*
実験2で必要なデータを取り終わったら、電源電圧を0[V]にしたのち、全ての接続を回路から外して実験3に備える。