よるらぼ3 藤村龍至氏 講演会  
 

 
 
 
  ●01.intro  
  2008年後期のキックオフとともに、「よるらぼ」の第3回が開催されました。
今回、ゲストとしておこし頂いたのは、藤村龍至さんです。
他研究室からも、ぞくぞくと学生があつまり、30人強の学生で会場(宇野研究室)は満席です。
 
 
 
  ●02.Ryuji Fujimura  
   
  藤村龍至さん 概略(事務所のHPより転記)

有限会社藤村龍至建築設計事務所代表取締役

1976   東京生まれ
2000   東京工業大学工学部社会工学科卒業
2002   東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
2002-2003 ベルラーヘ・インスティテュート(オランダ)
2002-2005 ISSHO建築設計事務所共同主宰
2005   藤村龍至建築設計事務所設立
2008   東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程単位取得退学

2002-   ウェブサイト round about journalの運営
2007-   フリーペーパー ROUND ABOUT JOUNALの制作・発行
2008-   イベント LIVE ROUND ABOUT JOUNALの企画・制作
 
 
 
  ●03.lecture  
   
   
 

「超線形設計プロセス」という建築へのアプローチや、そのプロセスを経ることによって設計された、 「BUILDING K」のスタディ過程など、独自の視点によるお話をわかりやすく説明して頂き、贅沢な時間となりました。 また、「批判的工学主義」や「ROUND ABOUT JOURNAL」において、藤村さんがどのような思想や立場で建築を考え、情報を発信しているのか、をきちんと表明したうえでの活動に、学生たちはおおいに刺激を受けたようです。 質疑応答では、「BUILDING K」のことや、「建築におけるリアリストとロマンチストについて」など、多くの質問を、深く掘り下げて議論することができ、学生たちにとっては、非常に貴重な経験となりました。

 
 
 
  ●04.party  
   
 

お酒と一緒に軽いおつまみや、サンドイッチなどをつまむ、軽いパーティーが講演会の後に開かれました。多くの人が講演会のあとも、うのけんに残り、藤村さんと直接意見交換をしました。第一線の建築家に直接自分の考えや質問をぶつけるのは、大変緊張しますが、「よるらぼ」ならではの距離感です。出身が所沢の山のほうだったので、現在の高層マンションが乱立する都市部の風景に戸惑いや「薄さ」を感じた、などと大変興味深いお話もありました。

大変贅沢な時間を、どうもありがとうございました。ぜひ、また、理科大工学部にいらして下さい。

 
 
 
  ●05.links  
 

有限会社藤村龍至建築設計事務所HP >>link

ROUND ABOUT JOURNAL>>link
*よるらぼのことを日記に書いてくださっています。