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green dotALL

書式 ALL(MASK[,DIM])
機能 論理型配列MASKの第DIM次元の要素の値がすべて真であるかどうかを判定する。
ALL(MASK)の結果の値は、MASKのすべての要素が真であるか またはMASKの大きさが0であるとき真とし、MASKのどれかの要素が 偽であるとき偽とする。
(1)MASKの次元数が1であるとき、ALL(MASK,DIM)の値はALL(MASK)の値と 同じとする。
(2)MASKの次元数が2以上であるとき、ALL(MASK,DIM)の要素 (s1,s2,…,sDIM-1, sDIM+1,…,sn)の値は、ALL(MASK(s1, s2,…,sDIM-1,:,sDIM+1,…,sn))と 同じとする。
nはMASKの次元数とする。
引数
MASK :論理型配列
DIM
(省略可能)
:整数型スカラ(1≦DIM≦n)
戻り値 型、種別型パラメタは引数MASKと同じである。
DIMが省略されているかまたはMASKの次元数が1であるとき戻り値は スカラである。
それ以外は、n-1次元の配列で、その形状は (d1,d2,…,dDIM-1,dDIM+1, …,dn)である。
ここで(d1,d2,…, dn)は、MASKの形状とする。

green dotサンプルプログラム

2行3列の配列要素x,yから、すべてのxの要素が対応するyの要素より 小さいとき真を返す。
そうでないとき偽を返す。
    REAL,DIMENSION(2,3) :: x,y
    LOGICAL,DIMENSION(2,3) :: mask
    x(1,:)=(/1, 2, 4/); y(1,:)=(/2, 1, 3/)
    x(2,:)=(/4, 5, 6/); y(2,:)=(/5, 3, 7/)
    mask=(x<y)
    WRITE(*,*) ALL(mask)
    WRITE(*,*) ALL(mask,1)
実行例
ALL
ALL(mask)は、すべての要素がTであるときTとする。
ALL(mask,1)は、各列を調べてT F Fになる。
    F    
    T F F
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