RANDOM_SEED
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green dotRANDOM_SEED

書式 CALL RANDOM_SEED([SIZE][,PUT][,GET])
機能 RANDOM_NUMBERで使われる擬似乱数生成器を再始動するかまたは問合わせる。
引数は、1個または0個でなければならない。
引数を指定しない(0個)ときは、コンパイラが種子(seed)を初期化する。
SIZEを指定したときは、SIZEにNが返される。
コンパイラが種子(seed)の値を保持するのに用いる整数の個数Nが返される。 PUTの指定は、種子(seed)の値を設定するために用いる。
GETの指定は、現在の種子の値が返される。
引数
SIZE:基本整数型スカラ、INTENT(OUT)引数
PUT :基本整数型で大きさがN以上である1次元配列、 INTENT(IN)引数
GET :整数型配列で大きさがN以上である1次元配列、 INTENT(OUT)引数

green dotサンプルプログラム

seedを初期化して乱数を発生させる。
    REAL,DIMENSION(10) :: x
    CALL RANDOM_SEED        !コンパイラがseedを初期化する
    CALL RANDOM_NUMBER(x)   !乱数を10個求める
    WRITE(*,*) x            !乱数を出力する

実行例
0.13153… 0.45560… ………
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