| TRANSFER |
TRANSFER| 書式 | TRANSFER(SOURCE,MOLD[,SIZE]) | ||||||
| 機能 |
物理表現(メモリに記憶されている形式)は、SOURCEと同じであるが
型および種別型パラメタをMOLDに変換する。 (1)結果の物理表現の長さがSOURCEと同じとき、結果の物理表現は、 SOURCEのものとする。結果の物理表現のほうがSOURCEよりも長いとき、 物理表現の先頭部分は、SOURCEのものとし、残りの部分は不定とする。 (2)結果の物理表現のほうがSOURCEよりも短いとき、 結果の物理表現は、SOURCEの先頭部分とする。 (3)SIZEを省略した場合でMOLDがスカラであるとき、結果はスカラとし、 MOLDが配列であるとき、結果は1次元配列とする。配列の大きさは、 物理表現がSOURCEのものよりも短くならない範囲で可能な限り小さくする。 (4)SIZE0を指定した場合、結果は大きさがSIZEである1次元配列とする。 | ||||||
| 引数 |
| ||||||
| 戻り値 | 型、種別型パラメタは引数MOLDと同じである。 |
サンプルプログラム1
INTEGER :: i
REAL :: x
CHARACTER(LEN=4) :: c
i=1094861636
WRITE(*,*) TRANSFER(i,c) ! 文字に変換する
WRITE(*,*) TRANSFER(i,x) ! 実数に変換する
| 実行例 |
サンプルプログラム2
REAL,DIMENSION(5) :: a
COMPLEX,DIMENSION(2) :: b
a=(/3.0, 4.0, 5.0, 6.0, 7.0/)
b=TRANSFER(a,b,2)
WRITE(*,*) b
| 実行例 |
![]() |
r | 2以上の整数 |
| q | 正の整数 | |
![]() | 0以上r未満 | |
| s | +1または-1 |