◆ 推薦図書(私の独断と偏見による推薦です^^) ◆
1. 「数学ビギナーズマニュアル 第2版」 佐藤文広 著 日本評論社
→ 大学数学は高校数学と(特に表現・記号等の記述が)大きく異なりますので、
このような本を読んでおくとカルチャーショックが小さく済むと思います。
2. 「大学新入生が読んで得する数学」 現代数学社編集部 編集 現代数学社
→ 大学初年次に学ぶ数学の入口の一端を学ぶことができます。
初年度にどのようなことを学ぶのか雰囲気をつかめると思います。
3. 「理工系の基礎 数学 I」 小谷佳子・加藤圭一・太田雅人 他著 丸善出版
→ 大学初年次に学ぶ数学を本格的に学ぶことができます。
授業の教科書・参考書にも指定されていますので、購入後すぐに最初の20ページだけも読んでおくとよいと思います。
1. これまでに大学で使用した数学の教科書・講義ノート
→ 再度読んでみると、深く理解できたり、新しい発見があったりすると思います。
2年次の数学は1年次の数学が基礎に、3・4年次の数学は1・2年次の数学が基礎になっています。
2. 専攻分野の数学書 例えば、解析分野なら 「関数解析―その理論と応用に向けて」 ハイム・ブレジス 著 産業図書 など
→ 専攻分野の先端での研究の枠組みに近い数学を学ぶことで、比較的最近の研究に近づけると思います。
上に挙げた解析分野における関数解析の本は難易度が高いので、解読不可能な場合は解析系教員(例えば私)に相談してみましょう。