日本設計工学会:CAD/CAE研究会


第60回CAD/CAE研究会
日時:2014年1月27日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「先進的なダイレクトモデラーSpaceClaimの適用による、様々なワークフローでの効果について」
 スペースクレイム・ジャパン株式会社 代表取締役社長 小林 明 様

[概要]
SpaceClaimダイレクトモデリングテクノロジーの活用が、構想設計から生産に至る様々な場面で急速に浸透してきている。
本講演では、フィーチャーベースCADとは大きく異なる先進的な技術、
既存CAD/CAE/CAMとの共存による効果などについて、
最新バージョンSpaceClaim 2014の新機能(クラウド活用も含む)も交えながら紹介する。

(2).「3次元直接描画のインターフェースの評価」
  東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 メカトロニクスコース 助教 三橋 郁 様BR>
[概要]
3次元モデルを設計するツールは3D-CADがほとんどである.3Dモデリングを直感的に操作できる方法として,
3D Direct Drawing手法が提案されてきたが,画期的に普及には至っておらず,
評価する手法すら確立されていない.
そこで本研究では,設計者の意匠通りの3次元直接描画手法を提案することを目的に,
自由曲面/ポリゴン平面,立体描画の描画手法を提案し,品質工学を用いて描画方法の評価を行った.
一方で,ARToolKitでの3次元直接描画手法は研究者側からユーザーインターフェースを
強制的に指定しているため,操作者は直感的な描画を行っているとは限らない.
そこで,本研究ではMicrosoft Kinectを用いて,操作者に面や立体形状のジェスチャーを行わせ,
その動作に基づいた形状を表すシステムを構築した.これにより,3次元直接描画手法の
インターフェース評価を決定し,容易な3次元直接描画手法の提案が生まれることが期待できる.


第59回CAD/CAE研究会
日時:2013年10月28日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「設計から製造での開発領域でのVR技術を使った試作レスへのチャレンジ」
 ESI Group Asia 副社長 井形 哲三 様

[概要]
長年にわたる製品設計現場とラピッドプロトタイプ業界の知見から見た視点で、
本来の試作レスを行うためのプロセス及び必要要素技術をCAEソフトウエアベンダー
としてESI社が持つシミュレーション技術を通じて、製造領域から生産準備期間の短縮、
試作コストの削減の両立をVR技術の進化を通して、バーチャルな環境の中で実現する事を提案する。
当講習会では、ESIが考えるVRの位置づけを海外の事例を含め、説明する。

(2).「東京理科大学 工学部第一部 機械工学科におけるCAD/CAEを用いた教育の概要」
  東京理科大学 工学部第一部 機械工学科 講師 宮武 正明様

[概要]
東京理科大学工学部第一部機械工学科では、1990年台初頭に製図室に約60台の
CAD/CAEシステムを導入して以来、約20年にわたり、様々な授業において使用している.
本研究会では、それらCAD/CAEの活用事例について紹介する。


第58回CAD/CAE研究会
日時:2013年7月22日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「速度依存性摩擦モデルの提案と有限要素解析への適用:スティックスリップ運動を中心に」
 横浜国立大学大学院工学研究院 システムの創生部門 システムのデザイン分野 准教授 尾崎 伸吾様

[概要]
本講演では、先ず、講演者らが提案した速度依存性摩擦モデルについて紹介する。本モデ
ルは状態変数とその発展則が導入されているため、基本的なすべり摩擦の速度依存性を記
述可能である。次に、提案摩擦モデルを有限要素法に実装するとともに,比較的低速すべ
り領域で問題となるスティックスリップ運動の解析例について紹介する。

(2).「設計者自らが手軽に利用できる本格的CAEソフト「Femtet(R)」のご紹介」
  ムラタソフトウェア株式会社 販売推進課
  辻 剛士 様

[概要]
Femtetは「設計者自らが電卓のように気軽に利用するCAEソフト」というコンセプトで
電子部品メーカー「村田製作所」で開発され、30年以上設計の現場で活用されてきた
日本発の有限要素法解析ソフトである。本講演ではFemtetの成り立ちや販売にいたる経緯、
解析機能・活用事例についてデモを交えて紹介する。


第57回CAD/CAE研究会
日時:2013年4月22日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「非線形構造解析ソフトADINAを使った大学院講義事例の紹介」
 横浜国立大学環境情報学府・環境情報研究院 講師 松井和己様

[概要]
大学院環境情報学府では,CAEソフトウェアADINAを用いて「数値シミュレーションの
妥当性をどうやって検証するか?」を主題とした講義を行っている.有限要素法がどのよ
うな特性を持っているのかを理解して,正しく利用できることを目的として行っている講
義の一部を紹介する.

(2).「数値サーマルマネキンを用いた暖房室内環境評価手法の開発」
  東京理科大学工学部建築学科 環境工学研究室
  教授 倉渕 隆 様

[概要]
数値サーマルマネキンを用いた人体表面の対流熱伝達率の予測精度の検証を実験との比較
に基づき行った上で、居室及び浴室に設置された暖房システムの効率評価に応用した事例
について紹介する。


第56回CAD/CAE研究会
日時:2013年1月28日(月) 13:30〜17:00
場所:PORTA神楽坂7階第3会議室
   東京都新宿区神楽坂2丁目6−1

講演題目および概要:

(1). 「医学領域におけるCFD解析〜脳動脈瘤〜」
 慈恵医科大学 脳外科教授  高尾 洋之様

[概要]
近年,医学領域においてCFDにおける血流解析が頻繁に行われている.
流体力学の専門的知識を応用すれば様々な病気の治療につながっていく可能性がある.
我々は,その中でも現在行われている脳動脈瘤血流解析における意味と
今後について解説する.

(2).「日本発条鰍フ研究開発におけるCAEの活用事例の紹介」
  日本発条株式会社 研究開発本部 開発部
  冨永 潤 様

[概要]
日本発条鰍フ自動車、情報・通信、産業・生活などの分野の新製品開発において、メカニ
ズムの解明から新製品の提案について、CAEを活用した事例を紹介する.



第55回CAD/CAE研究会
日時:2012年11月5日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「3Dデータを用いた製品設計部門と製造部門のコンカレントエンジニアリング の実現」
 オリンパス株式会社 ものづくり革新センター 開発ソリューション本部 DEM技術部
土井 大介様

[概要]
製品開発部門と3Dデータで連携する事で、製造部門での工数削減と期間短縮を実現した生産技術
の取り組みを紹介する。 また、国内外の製造拠点間のデータ管理の仕組みについても紹介する。

(2).「数式処理を用いたマルチボディダイナミクスのシミュレーションと制御」
  サイバネットシステム株式会社 CTOプロジェクトセンター センター長
 チーフテクニカルオフィサー(CTO) 石塚 真一 様

[概要]
近年,数式処理を用いたマルチボディダイナミクスのシミュレーションが注目されている.
本講演では,同システムをレビューし,数式処理の利点と,それを応用した制御設計手法を紹介する.



第54回CAD/CAE研究会
日時:2012年7月23日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「機構解析ソフトを用いた偏心式ローラ減速機計算」
 NTN株式会社 自動車事業本部 CAE技術部 今田大介様

[概要]
偏心式ローラ減速機の動的機構解析について報告する。偏心式ローラ減速機の基本構造、
解析モデル、実験との整合性、および工数削減のため設計者自身が使用できる自動解析シ
ステムについて紹介する。

(2).「インタラクティブに統合されたCADとCAEについて」
  東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 梅谷信行様

[概要]
一般的にCAEはCAEと別々のシステムとして扱われているために,CAEは主に与えられ
た性能要求を満たすかどうかの確認にのみ使われ,創造的なデザインの過程を支援するた
めにはあまり使われていません.本発表では,リアルタイムのシミュレーションをインタ
ラクティブな形状モデリングに統合させることにより,創造的なデザインを支援する私の
研究について紹介します.


第53回CAD/CAE研究会
日時:2012年4月16日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:

(1). 「半導体露光装置の大規模構造解析」
  潟jコン 精機カンパニー 開発本部 主任研究員 神山隆英様

[概要]
半導体露光装置は、史上最も精密な機械と呼ばれている。開発段階では、微細化要求と開
発期間短縮の為、CAEを積極的に活用してきた。本講演では、ナノメータ オーダの精度
が求められる、露光装置の構造解析のポイントを整理し、それらを実現する為の大規模
FEM作成ノウハウや実験コリレーション、また、過渡応答解析や制御系解析への利用など
を、実例と共にご紹介する。

(2).「企業技術者・学部生・大学院生・高専学生を対象とした夏休み設計セミナー」
  京都大学大学院工学研究科マイクロエンジニアリング専攻教授 松原厚様

[概要]
このセミナーは,設計の楽しさと設計の本質を理解してもらうことを目的として,2001年
から毎年夏休みにボランティアで開催してきた.セミナーでは,8〜9名からなる企業のエ
ンジニアと学生からなる協同チームで2日半にわたって,設定された設計課題に取り組み,
「現在何が重要で,何を検討しなければならないのか」「設計の根拠は何か」を考えなが
ら論理的に設計を進める.3次元CADとCAEは,あくまで設計仕様の検証のための道具
として用い,大半は模造紙を書きながらのデスカッションが続く.受講者も講師も2日半
の中で様々な問題に遭遇し,10年たった今でも試行錯誤の連続となっている.本講演では
この経験から得た機械設計と教育の難しさについて話をする.


第52回CAD/CAE研究会
日時:2012年1月23日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「設計力強化のためのCAE活用と3Dデータ標準化」
  竃{田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発推進室 CISBL 内田孝尚様

[概要]
設計者が3D設計を行なうことが当たり前になり、設計者がCAE活用した仕様検討&熟成
も普及して来た。その普及状況と今後の方向性を述べるとともに3D設計環境における課
題と3Dデータの標準化について述べる.

(2).「き裂進展解析システムの開発と解析事例」
  東京理科大学理工学部機械工学科 教授 岡田 裕様

[概要]
発表者らが開発してきた、き裂進展解析システムについて報告する。このき裂進展解析シ
ステムは、テトラ(四面体)有限要素を使用し、自動解析モデル生成ソフトウエア、仮想
き裂閉口積分法(テトラ要素用VCCM, Virtual Crack Closure-Integral Method)、並列有限要
素法解析プログラム(ADVENTURE Solid)を繋ぎ、解析の自動化をしたものである。講演
では、各要素技術に関する簡単な説明と、解析例の紹介をする。


第51回CAD/CAE研究会
日時:2011年11月7日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「設計手法としての価値工学の適用」
  産業能率大学総合研究所 経営管理研究所 主任研究員 橋本公一様

[概要]
製造業における製品設計の場では、CAD/CAEとともに実践的な設計技術の一つである価値工学
(Value Engineering)が適用され、製品の機能・原価・納期に関して期待される成果を創出している。
本講演では、こうした価値工学における設計問題解決の基本的考え方とプロセス、その中心技術である
機能分析法、機能評価法、設計解への創発法について解説する。

(2).「次世代ものづくり環境−エンジニアリングクラウドへの取り組み」
  富士通アドバンストテクノロジ梶@エンジニアリングクラウドプロジェクト長
  安田 満様

[概要]
クラウドコンピューティング時代に向け、製造業における「ものづくり環境の変化」に対応した、業界初の取り組みとなる
「エンジニアリングクラウド」についてご紹介する。「エンジニアリングクラウド」は「富士通のものづくり/プロダクト
/サービスのノウハウ・技術を結集したものであり、富士通グループ社内での取り組みを、顧客のニーズにあわせた
SaaSサービス・PaaSサービスを提供する予定である。エンジニアリングクラウドを実現するうえで重要な
高速画像圧縮技術や今後の展開などについてご紹介する。


第50回CAD/CAE研究会
日時:2011年7月11日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「地球温暖化を防ぐ設計工学 − マルチドメインシミュレーションシステム開発」
  いすゞ自動車シニアスタッフ 東京理科大学工学部機械工学科講師(非常勤)
  高田 博様

[概要]
設計工学としては、今後、地球環境を設計するような大きな枠組みが必要になってくることが考えられ,
それを実現するためのシステム開発が必要となっている。現時点では、環境も含めた自動車の企画用検討
システムが開発されており、この検討システムについて解説する.さらにこのシステムは,
自動車だけではなく広く一般的な機械にも適用可能であり,グリーンイノベーションへ向けて
課題解決ツールとしての可能性について述べる。

(2). 「X-FEMに基づく流体構造連成解析手法とそのCAD/CAE展開」
独)産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 研究員 澤田有弘様

[概要]
本講演ではCAE(Computer-Aided Engineering)やSBD(Simulation-Based Design)に
適した計算手法を会場の皆様と議論することを一つの目的に,その題材としてX-FEMを活用した
CAD/CAE統合型解析フレームワークの研究開発を紹介する.また,基盤技術となっている非線形流体構造連成解析手法と
その適用事例を幾つか紹介する.


第49回CAD/CAE研究会
日時:2011年4月25日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「疲労および疲労寿命予測の基礎」
  東京理科大学工学部機械工学科 教授 中曽根祐司様

[概要]
事故統計によれば、機械・構造物の破壊事故の大半は疲労が原因である。従って、機械・構造物の設計、
保守・保全には疲労に関する知識が必要不可欠である。本講演では、疲労と疲労の評価・解析法および
その応用としての疲労寿命予測法について解説する。

(2). 「高精度疲労寿命予測解析」
SIMULIA, Industry Team Asia, Senior Manager 何 文軍様

[概要]
製造業においては、さらなる軽量化と品質保証に関連するコストやリコールを抑えた耐久性のある
安定した製品を設計することが求められており、破損の原因となる「疲労破損」が重要となってきた。
これに対処するため,有限要素解析による応力解析に加え、耐久性・疲労 解析ソフトウエアを設計プロセスの一部として
使用し、初期設計品質を向上することで、試作品の試験時間、製品のリコール、製品性能に関するコストを削減することが
試みられている.しかし、現状、多くの企業では、設計応力は高度な有限要素解析を使用して計算しても、疲労解析については、
手作業で応力点を拾い出し、スプレッド・シー トで解析しているということが多々ある。
これでは時間がかかり、また破壊箇所を見落としてしまう可能性が高いため、信頼性にも問題がある。
ここでは、SIMULIAをAbaqus製品と共に使用することで耐久性シミュレーションの精度をより一層向上できる
疲労解析ソリューションを紹介する。


第48回CAD/CAE研究会
日時:2011年1月24日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「機構解析ソフトRecurDynと、ベルトスキュー現象の実験結果と解析結果の検証の ご紹介」
  ファンクションベイ株式会社
  代表取締役社長 鈴木 隆様

[概要]
機構解析ソフトRecurDynの紹介と、傾斜ローラーによる、平ベルトのスキュー現象を測定
した実験結果と同構造の解析モデルの計算結果とを比較検証した事例を紹介する。

(2). 「ガードレールのエネルギー吸収に関する理論的研究(FEMの数値解析に基づく変形メカニズムの提案)」
東京理科大学工学部機械工学科助教
  増田 健一 先生

[概要]
本研究では,ガードレールの三点曲げ変形を有限要素法による数値シミュレーション解析
によって行い,崩壊メカニズムを把握した上で,安全なガード レールの設計指針を提案した.


第47回CAD/CAE研究会
日時:2010年10月25日(月) 13:30〜17:00
場所:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム(1階)
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「CAEを用いたダイカストの欠陥予測」
  日産自動車株式会社 パワートレイン生産技術本部
  パワートレイン技術開発試作部 工法開発グループ 佐藤武志様

[概要]
日産自動車では鋳造製品に発生する欠陥に対して、CAEを用いた事前予測を行い、設計にF/Bする活動を行っている。
本講では鋳造欠陥の一つである引け巣とリーク不具合について、予測手法を適用した事例を紹介する。

(2). 「Realistic Simulation by Simulia Abaqus」
ナブテスコ株式会社  技術本部 CAE・材料技術部長
  フェロー・工博    斎藤 誠様

[概要]
接触が考慮できる動的解析は原理的にほとんどの機械的運動を表現できると考えられる。
弊社のモーションコントロール製品に Abaqus/Explicit を適用した解析事例を紹介し、
その将来を展望する。


第46回CAD/CAE研究会
日時:2010年7月12日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「柔軟媒体搬送機構の搬送特性解析と設計応用」
  東京工業大学 大学院 理工学研究科 機械制御システム専攻 教授
   山浦 弘 先生

[概要]
カラープリンタの高精細化や機能性フィルムの高機能化などのため,紙やフィルムなどの柔軟媒体を
搬送する機構の高性能化が求められている.本講演では,ゴムローラを用いた柔軟媒体搬送機構の搬送速度,
スキュー特性,軸方向特性,繰り出し機構の搬送特性などの媒体搬送特性の解析手法を解説するとともに,
提案する解析手法を用いた実装置への設計への応用について解説する.

(2). 「鉄道技術開発におけるシミュレーションの実例と今後の展望について」
鉄道総合技術研究所  車両構造技術研究部  風戸 昭人 様

[概要]
鉄道総研では、本年度から開始した基本計画「RESEARCH2010」の中で、シミュレーション技術の高度化に
取り組んでいる。本講演では、主に車両開発についての事例を紹介する。さらに、車両開発以外の事例や、
高機能鉄道シミュレータ構想など、今後の展望についても紹介する。


第45回CAD/CAE研究会
日時:2010年4月26日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「腕時計用ムーブメント開発におけるCAEの取り組みについて」
  セイコーインスツル株式会社 ムーブメント事業部 時計設計部 設計1グループ
  藤枝 久 様

[概要]
腕時計用ムーブメントの開発プロセスにおいてCAEが果たす役割を,実際の製品開発への適用事例とあわせて紹介,
また今後への展望や期待を説明する.

(2). 「バーチャルリアリティ技術および脳科学的知見に基づく設計・製造知識の可視化」
埼玉大学大学院 理工学研究科人間支援・生産科学部門 教授 綿貫啓一先生

[概要]
本講演では,3次元CAD/CAE情報を用いた設計・製造知識の可視化,バーチャルリアリティ技術や
拡張現実感技術を用いた製品評価,近赤外分光法による脳機能解析の知見を基づく製品評価,および
それらの技術を活用した技術・技能伝承への適用事例について述べる.


第44回CAD/CAE研究会
日時:2010年1月25日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). IHクッキングヒーター開発現場におけるコンカレントエンジニアリングの実現」
  パナソニック株式会社 IHクッキングヒーター開発担当
  設計チーム 主任技師 林 真弘 様

[概要]
IHクッキングヒーターを始めとするオール電化市場は拡大中であり、お客様のニーズは
多角化の一途を辿っている。そのような中、高次元のQCDを目指しながら高機能化と多機種展開、
さらには環境への配慮なども求められている。それに応えるべく、フル3D設計によるデジタルな
ものづくりを推進し、シームレスに連携したコンカレントエンジニアリングの実現および設計完成度の向上を
目指している。その活動の現状と今後の展望について報告する。

(2). 「CAEにおけるCFDの現状と課題」
東京理科大学 工学部 機械工学科  山本 誠先生

[概要]
自動車,航空機,流体機械などのCAEにおいては,熱流体現象の数値解析(いわゆるCFD)が必要となる.
多くのCFDソフトが市販され,CAEに利用されているが,CFDソフトにはまだ様々な改善点が残されている.
本講演では,CFDの概要,現状,および問題点について解説する.


第43回CAD/CAE研究会
日時:2009年10月19日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「CAE活用によるジェイテクト製品と製造の開発および設計支援」
株式会社ジェイテクト 研究開発センター
機械システム研究部 解析技術研究室 小野ア 徹 様

[概要]
当社の事業としては、ステアリング、軸受、駆動部品、工作機械があり、各事業において
CAEが活用されている。本講演では、特に、当室が、製品と製造の開発および設計を
支援したCAE事例を説明する。

(2). 「最適化技術を使った設計プロセス及びプロセス適用に向けたツール開発事例」
横河電機株式会社 
生産技術本部 要素技術部 朝長 浩平 様

[概要]
最適化技術を使った設計プロセスを、実際の製品へ適用した事例について紹介する。
また最適化技術を適用にあたり新たに必要となったツール等についても紹介する。


第42回CAD/CAE研究会
日時:2009年8月3日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「3次元ダイレクトモデラーSpaceClaim Engineerのご紹介」
サイバネットシステム株式会社 大島 良久様

[概要]
SpaceClaim Engineerは、ダイナミックなモデル編集操作や各種CADとのデータ連携、解析準備用ツール
の実装などにより、解析のためのモデル修正に最適なツールです。本講演では、ムービー等による製品紹介に加え、
ANSYSとの双方向連携のデモを示し解説いたします。

(2). 「ものづくりとCAE 」
東芝 研究開発センター 大富 浩一様

[概要]
ものづくりにおいてCAEは有効な手段である。この手段を如何にものづくりに活用するかは企業に
とって重要な課題である。効果的な適用法、間違った適用法について具体的に紹介する。


第41回CAD/CAE研究会
日時:2009年4月20日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「マルチボディダイナミクスと車両開発 」
東京理科大学 工学部 機械工学科 杉山博之先生

[概要]
著者らが開発しているマルチボディダイナミクスに基づく非線形動力学解析法による鉄道車両および
SUV(Sport Utility Vehicle)の解析と実際の車両開発への応用事例について紹介する.さらに,
マルチボディダイナミクスにおける接触問題と弾性体の取り扱いに焦点を当て,今後の技術課題と
展望について述べる.

(2). 「設計者自らがCAEを用いてみて」
竃{田技術研究所 四輪R&Dセンター 大薗耕平様

[概要]
設計者自身がCAEを行うことは、3D設計のスピードをさらに加速し、開発力の 強化に不可欠な力となりつつある。
実際に製品開発へ応用した事例を通じ、設計者自らが行うCAEの解析環境と普及展開の考察、
ならびに、その実現に向けて提言する。


第40回CAD/CAE研究会
日時:2009年1月19日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 「Voxelモデルを用いたNC切削形状シミュレーション技術の開発」
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 加工制御システム技術部 NCシステムグループ
宮田 亮様

[概要]
ワークの形状表現にVoxelモデルを用いたNC切削形状シミュレーション技術の開発について紹介する。
本開発ではVoxelモデルにADF法(Adaptive Distance Fields)を採用することでデータサイズの抑制と
形状再現性の向上を図った。

(2). 「自動車内装トリム開発におけるCAEの取り組みについて」
河西工業株式会社 開発実験部 シミュレ−ション課 課長 小嶋 弘幸様

[概要]
近年,いかに製品になる前に玉成するかをCAEで行うことが、当たり前になってきているが、
CAEの結果が実際のものと100%一致するわけではない。したがってCAEの結果を用いて製品の性能を
いかに予測するかが重要となっている.これらについて,事例を用いながら本社の取り組みについて説明する。


第39回CAD/CAE研究会
日時:2008年10月20日(月)13:30 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「KYB(株)のCAE」
KYB(株) 技術本部 CAE推進部次長 塚本修民様

[概要]
KYB(株)でCAEが活用され始めてから40年になる。この中で、熱力学を応用したスキマ流れ(潤滑)と
変形の弱連成FEM解析事例を紹介すると共に、40年の歩みの中でどのようにCAEを普及させ、
設計ツール化してきたかに触れ、現在抱えている課題について議論する.

(2). ATM装置におけるCAE適用事例
(株)日立製作所 機械研究所 吉田和司様

[概要]
様々な状態の紙幣が搬送されるATMの紙幣搬送機構の信頼性向上を目的とした
シミュレーションシステムを開発した。講演では開発したシステムの概要と、その
適用事例について紹介する。


第38回CAD/CAE研究会
日時:2008年7月28日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第二フォーラム
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「マルチスケール法を用いたCAEツールの現状と展望」
   慶應義塾大学理工学部機械工学科 教授 高野直樹先生

[概要]  均質化法や重合メッシュ法といった最新の計算力学分野の研究成果を搭載した
使いやすいマルチスケール統合解析システムについて述べる。
CT画像に基づくイメージベースモデリング、微視的モルフォロジーの分析手法、
マイクロメカニカルシミュレーションに特有のポストプロセシング技術などを紹介する。
高品質・高精度・高分解能な解析ツールを活用した効率的CAEへの展望について議論する。

(2).「LS-DYNAを例にした解析ソフトの活用法」
  株式会社東芝 電力システム社 電力・社会システム技術開発センター 
セキュリティ・オートメーション開発部 大野元義様

[概要]  弊開発部では郵便処理機など紙を扱う機器の開発を行っている。紙を扱う解析を
非線形動的構造解析ソフトLS-DYNAを使用して行った事例を紹介する。
また、本ソフトを使っていく過程で体験したハードやCADに関する内容にも触れる。


第37回CAD/CAE研究会
日時:2008年4月14日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).現物融合エンジニアリング -3次元スキャニング情報活用技術-
   東京大学先端科学技術研究センター・教授 鈴木宏正先生

[概要] 光学式スキャナーやX線CTなどの3次元スキャニング装置の高度化・普及により、
そのデータをCADやCAEなどで活用する取り組みについて、特にモデリング技術について紹介する。

(2).「住友電気工業(株)におけるCAEの活用」  
住友電気工業(株)解析技術研究センター 古庄 勝様

[概要] 弊社は電線製造を起源に、多角化を推し進め、「自動車」「情報通信」「エレクトロニクス」
「電線・機材・エネルギー」「産業素材」の五つの分野に事業展開している。それぞれの事業分野の
CAEニーズに応えるためのアクティビティーについて紹介する。

(3).「技術系のソフトウエアGoldFireの紹介」
サイバネットシステム 徳永祐一様

[概要] CADやCAEのソフトを使用する前段階で、根本的な問題解決をする場面に使用できるソフトウェアです。
問題分析・解決、アイディア出しの手法群を実装し、さらにその手法群を実施する際、意味検索エンジン
による知識ベースがユーザーをサポートします。そしてそれらの履歴を残し、過去のプロジェクトのプロセスの
検証・再利用を可能にし、ひらめきやアイディアを会社の知見として蓄積できます.


第36回CAD/CAE研究会
日時:2008年1月28日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「工作機械開発用設計と解析の統合」
  叶X精機製作所 Ke Ding様

 この発表は森精機のマシーン設計と解析の統合を説明する発表です。
2000年以来、森精機新規開発における設計をサポートするために、バーチャルマシン評価環境
(Virtual Machine Evaluation Environment)という体制を設立しました。
最先端有限要素ソフトを利用し、機械試作製造事前に静的、動的、そして熱性能をモニターし、
機械総合特性を評価して、設計品質をコントロールする方法になります。この開発早期最適化技術
のおかげで、森精機は顧客に最先端工作機械を提供できます。シミュレーションの精度を向上するために、
工作機械上の実測データとコンピュータ上のデジタルシミュレーション結果の相関関係を行います。
バーチャル評価のおかげで、森精機工作機械は高速度、高精度、そして高剛性という実績があります。

(2).「NECアクセステクニカ・機構開発部におけるCAEについて」
  NECアクセステクニカ株式会社 機構開発部 杉岡 剛様

 本年のANSYS Conferenceにて発表したNECアクセステクニカにおける設計者CAE推進に加えて、
専任者CAEの事例を紹介します


第35回CAD/CAE研究会
日時:2007年10月29日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1).「設計者自身が用いるCAE と 今後への期待」
竃{田技術研究所 四輪開発センター 内田 孝尚様 

[概要] 3D化設計と共にその3D図を用いたCAE解析が定着しつつある.設計者自らがレイアウト検討、
部品仕様検討時にCAEを電卓代わりに活用した製品開発が普及した.自動車開発での例を示しながら
今後への期待を説明する.

(2).「ジェットエンジン開発へのCAD/CAEの適用と効果」
鰍hHI エンジン技術部 池田 修治様 

[概要] IHIのジェットエンジン開発で取組んできた3次元CADによる設計/製造プロセス改善の成果
と課題について説明する。また3次元CADとともに急速に発展してきたCAEの実例について
併せて紹介する。


第34回CAD/CAE研究会
日時:2007年7月30日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
「メカトロニクスCAEの戦略的活用法(その事例と課題)」
安川電機 品質保証部 住本 正様 

[概要] CAE/CAD/CAM/RP等コンピュータ援用技術と、デジタルエンジニアリングを駆使した
21世紀型モノづくり技術を中心にして、産業用ロボットからサービスロボットの
開発事例や半導体製造装置における超精密・超高速・超軽量メカトロニクス機器の
開発事例、および情報機器の開発事例を30年間の経験談として成功話・失敗話を
講和する。同時に課題を提示する。また、ものづくりの研究開発における技術・武
器・戦略・戦術を戦争学に学ぶプロジェクトマネジメントとして考察する。

(2).「東京理科大学理工学部機械工学科における3次元CAD教育の現状」
東京理科大学 理工学部機械工学科 野口昭治様 

[概要] 東京理科大学理工学部機械工学科では、2005年度から製図における図面作成作業を
3次元CADに全面移行した。今年で3年目になり、1年生から3年生まで一貫し
た3次元CADを使用した製図教育システムが構築されたので、その概要を説明する。


第33回CAD/CAE研究会
日時:2007年4月23日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

講演題目および概要:
(1). 初期設計を支援するFirst Order Analysis (FOA)
豊田中央研究所 尼子龍幸様

[概要] 車両開発におけるCAEの役割は,評価段階における試作の代替としての数値実験的なものから,
企画・設計段階を含んだ開発プロセス全体を支えるものとして議論され始めている。
その初期設計段階のCAEとしてのFirst Order Analysis (FOA)を紹介する.

(2). 金属の疲労破壊現象解明のための「滑らかな応力−ひずみ」関係について
東京理科大学 機械工学科 尾崎伸吾様

[概要] 金属の疲労破壊現象や地盤の破壊現象に代表される繰返し負荷現象を解明するためには,
日本のみならず世界でもよく知られた非古典弾塑性構成式「下負荷面モデル」を用いる必要がある.
本講演では,この構成方程式で表現される「滑らかな応力−ひずみ」関係について,例を挙げながら分かりやすく,
かつ易しく解説する.


第32回CAD/CAE研究会
日時:2007年1月29日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21

プログラム:
・横河電機における機構系CADの変遷と課題
横河電機梶@森 康一朗様

 概要:3次元CAD全盛の昨今であるが,現場ではまだまだ2次元CADが活用されているケースも多い。
 今回の講演では弊社の機構系CADがどのような変遷をたどってきたのかをご紹介するとともに,
 すべての設計情報を3次元CAD上で表現する,いわゆる「3次元図面」の実現に向けての課題について,
 ご出席される皆様と一緒に考えて行きたい。

・『モノづくりの優位性を維持するための、CAE技術を用いたPT領域の開発・生産の
  コンカレントエンジニアリングの現状』
 日産自動車(株)パワートレイン技術開発試作部 試作技術グループ
 吉田直哉様

 概要:日産自動車パワートレイン技術開発試作部では開発・実験期間中に試作モノづくりを通して
 生産性を向上させる案件を製品図面に反映している。
 本講では、生産技術でのコンカレントエンジニアリングでのCAE活用事例を紹介する。


第31回CAD/CAE研究会
日時:2006年10月30日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム:
・「自動車設計におけるCAEの役割」
 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社 斎藤 公則 様

概要:近年車両開発の現場ではCAEによる性能予測評価は無くてはならない存 在になってきている。
しかし本当に役立つツールにするためには多くの課題を乗 り越えなければならない。
このあたりの実情を考察する。

・「SIIにおけるCAD/CAE新人教育」
 セイコーインスツル株式会社 島田弘一様

概要:今年度より、新人研修の一環として、技術系新入社員(含む電気系)全員 を対象とした
「CAD/CAE/品質工学」の基礎教育を本格開始した。
内容は各 解析ツールの事例紹介・CAD体験・デザインCAE体験・品質工学演習となっ ている。
また今回、「CAE+品質工学」の演習課題を作成・実施したところ、 新人・上司、双方で好評を博したので
あわせて紹介する。


第30回CAD/CAE研究会
日時:2006年7月10日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム
・「触覚支援ソフトウェア『FreeForm』を用いた開発期間短縮法」
 灰ICO 土屋 美帆様

概要:世界で唯一、3次元データを『触る』ということを可能にしたモ デリングソフト[FreeForm]を紹介する.
CADでは困難とされる有機的な 形状も、短時間で妥協のないデータを作ることが可能.
実際に触れなが ら、最新のデジタルツールの活用方法を紹介する.

・「CAE統合プラットフォーム SOL!BOX活用法」
 株式会社デンソーアイテック 遠竹秀樹様 近藤俊之様

概要:CAEの活用促進を支援するシステム「SOL!BOX」の機能およびその 適用事例を紹介する.


第29回CAD/CAE研究会
日時:2006年4月24日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム
・「弾性体パーツのアセンブリー・プロセスの公差解析技術」
 ダッソーシステムズ梶@ 何 様

概要:従来の公差解析はパーツの弾性を考慮していない(剛体)Monto- Carlo法による公差の計算を行われます。
このような手法は,弾性の影響が無視できないケースには誤差が大きくなり, その実用性が疑問視されています。
弾性を考慮した公差解析技術はアセンブリー(組み付け)のプロセス (溶接など)をより精確にシミュレーションが
できる計算技術の紹介をします.

・「3D-CAD(ソフト名Solid Works)を利用したデザイン、設計、製造、 生産について」
 セイコークロック梶@山本 雅文様

概要:セイコークロック社における3D-CAD(ソフト名Solid Works)を利 用したデザイン、設計、製造、生産の流れ,
開発経緯や商品紹介等を解説する.特に機械式時計「悠久」の開発について.


第28回CAD/CAE研究会
日時:2006年1月23日(月)13:00 〜
場所:東京理科大学森戸記念館第三会議室

プログラム
・「有限要素法汎用ソフトMarc」による車の衝撃吸収部材の変形とエネ ルギ吸収特性の解明
 東京理科大学工学部機械工学科
  尾崎伸吾先生 陳代行先生

概要:自動車衝突時の衝撃を吸収するための最適な部材形状を
「汎用有 限要素ソフトMarc」を用いて設計し、その性能を解明した。

・「ひずみゲージによる実験応力評価と解析事例」
 潟}キタ 桜木様 石河様

概要:実験等で測定したひずみに増分形の弾塑性構成式を適用すること で、
弾性から数%程度の塑性まで応力が計算を可能とした
EXCELベース コードの開発について解説する。


第27回CAD/CAE研究会
日時:2005年10月24日(月)13:00 〜
場所:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム
・「CAEツールを活用した構造/制御系同時最適化手法」
 サイバネットシステム株式会社 CAE技術研究室
室長 石塚真一 様

概要:構造/制御系の同時最適化手法が研究されて久しいが,産業界で 普及してるとは言い難い.
その理由の一つに,CAEを活用する実産業界 に即した提案がなされていない点が挙げられる.
ここでは,設計法の概略を説明したのち,ANSYS(構造系)とMATLAB (制御系)による具体的な実現手法を紹介する.

・「流体機械の流体設計におけるCAD/CAEへの取り組みと適用事例」
 荏原製作所 新技術企画室長  後藤 彰 様 様

概要:流体解析、逆解法と最適化手法による流体機械の最適設計技術を 中心とした、
CAD /CAEへの取り組みの紹介


第26回CAD/CAE研究会
日時:2005年7月25日(月)13:00 〜
場所:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム
・「日産自動車鍛造部署におけるデジタル・ファクトリの紹介(クラン クシャフト)」
 日産自動車株式会社 渡邊 涼介 様

・「”ふそう”グループのCAD/CAEの取り組み」
 ふそうエンジニアリング  松浦 眞哉 様


第25回CAD/CAE研究会
日時:2005年1月24日(月)13:00 〜
場所:東京理科大学森戸記念館第一会議室

プログラム
・「東京大学機械系における有限要素法教育の紹介」
  東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 泉 聡志 先生

  ・「いすゞのCAEの進め方」
  鰍「すゞ中央研究所  賀川 義雄 様
 「電磁石シフトアクチュエータの開発に於けるCAE活用事例」
  鰍「すゞ中央研究所  山本 康 様


第24回CAD/CAE研究会
日時:2004年10月18日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学理窓会館四階会議室
東京理科大学3号館脇の道を直進左折後,神楽坂通り直進,コンビニエンスストア
「サークルK」手前の角を右折
プログラム
1.講演
・東京工業大学機械系における3D-CAD/CAM/CAE教育の試み
 東京工業大学 岩附信行 先生

・日本発条におけるCAD/CAEの現状について
 日本発条(株)冨永潤 様


第23回CAD/CAE研究会
日時:2004年7月12日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第三会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1.講演
・教養ゼミナール「モノづくり原論」
 武蔵工業大学 土井雅博 先生

・「東芝ソシオシステムズ(株)における機械CAEへの取組み」
 東芝ソシオシステムズ(株)技術管理部
 丸山容一郎様、大野元義様


第22回CAD/CAE研究会
日時:2004年4月26日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第三会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1.講演
・CAD/CAEのインテグレーションと今後の課題
 特定非営利活動法人CAFE 小尾幹男 様

・カヤバ工業の最近の新しい解析について
 カヤバ工業株式会社 島田実 様


第21回CAD/CAE研究会
日時:2004年1月19日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第三会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1.講演
・技術課題解決におけるTRIZの適用について
 産業能率大学 橋本公一 様

・宮津製作所でのCAD/CAE導入事例
 宮津製作所 津久井伸一 様

2.その他


第20回CAD/CAE研究会
日時:2003年10月20日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館第三会議室
   東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1.講演
・最適化技術を使った設計プロセス改善事例
 横河電機(株) 石橋良治 様

・CAEにおける最適設計ソフトウェアの御紹介
 サイバネットシステム(株) 倉光俊喜雄 様

・建設部門と機械技術者、技術士制度
 ゲート企画 佐々田耕一 様

2.その他


第19回CAD/CAE研究会
日時:2003年7月28日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館    東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1. 講演
(1) アイシン精機のCAEの現状など
  アイシン精機 岡出 元宏様

(2) 東大工学部機械系における創造設計教育について
  東京大学 割澤 伸一先生

2.その他


第18回CAD/CAE研究会
日時:2003年4月21日(月)13:00 〜
会場:東京理科大学森戸記念館    東京都新宿区神楽坂4-2-21
プログラム:
1. 講演
(1) ANSYS新プロダクト「FEMXplorer」の紹介
  サイバネットシステム株式会社 徳永祐一 様

(2) CADフィーチャーとCAEの効率:CATIAから見た進展
  ダッソ−・システムズ株式会社 何文軍 様

2.その他


第17回CAD/CAE研究会
日時:2003年1月27日(月)13:00〜
会場:東京理科大学工学部機械工学科3号館7階ゼミ室
プログラム
1. 講演
(1)マキタにおけるCAEの取り組み
〜マキタにおけるCAEの現状と設計者向けCAE展開の取り組みについての紹介〜
   (株)マキタ 林 典明 様

(2)企業における開発現場と教育現場でのCAEの活用 THINKING CAEについて
   三菱自動車エンジニアリング(株) 林田興明 様 

2.その他


第16回CAD/CAE研究会
日時:2002年10月7日(月)13:00〜
会場:東京理科大学工学部機械工学科3号館7階ゼミ室
プログラム
1. 講演
(1)豊田工機におけるCAEの取組
   豊田工機(株) 斎藤晴彦 様

(2)乗用車車体の衝突解析における樹脂材料の変形解析手法の検討
   日産自動車(株) 小林誠一 様

2.その他


第15回CAD/CAE研究会
日時:2002年7月15日(月)13:00〜
会場:東京理科大学工学部機械工学科3号館7階ゼミ室
http://www.tus.ac.jp/info/access/kaguacc.html
プログラム
1. 講演
(1)日本ビクターにおける三次元CADの有効活用について
   日本ビクター(株) 宍戸一彦 様

(2)慶応義塾大学におけるCAD/CAE教育について
   慶應義塾大学    青山英樹 様 

2.その他


第14回CAD/CAE研究会
日時:2002年4月22日(月)13:00〜
会場:東京理科大学工学部機械工学科3号館7階ゼミ室
プログラム
講演
(1). 3D設計プロセスの実情について
潟\リッドウェーブ  木村、田中 様

(2). CATIA CAEソリューションの紹介
潟_ッソーシステムズ  何 様


第13回CAD/CAE研究会
日時:2002年1月28日(月)13:00〜
会場:東京理科大学工学部機械工学科3号館7階ゼミ室
プログラム
講演
(1). トヨタグループANSYS技術交流会
潟Aイシン精機 岡出 様

(2). 松下寿電子工業におけるCAEの取り組みについて
松下寿電子工業梶@ 山西 様

(3). 家電製品開発プロセスにおけるCAE普及の鍵
松下電器産業梶@  森脇 様