東京理科大学 infoserv[更新日]2000.10.23


問11  次の論理回路において,S=1,R=1,X=0,Y=1のとき, Sをいったん0にした後,再び1に戻した。 この操作を行った後のXYの値はどれか。 ここで, は 論理積(AND), は 否定(NOT)を表す。

ア X=0,Y=0    イ X=0,Y=1    ウ X=1,Y=0    エ X=1,Y=1


問12  16ビットの符号なし固定小数点の2進数nを,16進数の各けたに分けて下位の けたから順にスタックに格納するために,次の手順を4回繰り返す。 a,bに入る適切な語句の組合せはどれか。 ここで,xxxx16は16進数xxxxを表す。

〔手順〕
(1) x
(2) n ,論理シフトする。
(3) xをスタックにプッシュする。

  a b
n AND 000F16左に4ビット
n AND 000F16右に4ビット
n AND FFF016左に4ビット
n AND FFF016右に4ビット


問13  次の手順はシェルソートによる整列を示している。 データ列“7,2,8,3,1,9,4,5,6”を手順 (1) 〜 (4) に従って整列すると, 手順 (3) を何回繰り返して完了するか。 ここで,[ ]は小数点以下を切り捨てる。


〔手順〕
(1) [データ数÷3]→ Hとする。
(2) データ列を互いにH要素分だけ離れた要素の集まりからなる部分列とし, それぞれの部分列を挿入法を用いて整列する。
(3) [H÷3]→ Hとする。
(4) Hが0であればデータ列の整列は完了し,0でなければ (2) に戻る。

ア 2    イ 3    ウ 4    エ 5


問14  相異なるn個のデータが昇順に整列された表がある。 この表を1ブロックm個に分割し,各ブロックの最後尾のデータだけ 線形探索することによって,目的のデータの存在するブロックを探し出す。 次に当該ブロック内を線形探索して目的のデータを探し出す。 このときの平均探索回数はどれか。 ここで,mnとし,目的のデータは必ず表の中に存在するものとする。


問15  データ列の隣り合う要素の値を比較し,小さい方が右にあれば交換する。 この操作をデータ列の左端から右端まで繰り返す処理を1回のパスとする。

次のデータ列でパスを2回繰り返した後のデータ列の内容を示しているものはどれか。

ア      イ 

ウ      エ 


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