東京理科大学 infoserv[更新日]2000.10.23


問56  プログラムの制御構造に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア “後判定繰返し”は,繰返し処理の先頭で終了条件の判定を行う。

イ “双岐選択”は,前の処理に戻るか,次の処理に進むかを選択する。

ウ “多岐選択”は,二つ以上の処理を並列に行う。

エ “前判定繰返し”は,繰返し処理を 1 回も行わないことがある。


問57  売上ファイルのレコードの項目の一つに処理区分があり,この処理区分に応じた処理をしたい。 全売上データに対する各処理区分の出現比率はあらかじめ分かっている。 処理区分を判定するための比較回数に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア 出現比率が中間の処理区分のものを先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。

イ 出現比率が最も大きい処理区分から先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。

ウ 出現比率が最も小さい処理区分から先に判定すると,全体の比較回数が少なくなる。

エ どのような順番でも全体の比較回数は同じである。


問58  配列A[1] からA[n] に格納されたデータの中から, 番兵を用いてxを探索する適切な流れ図はどれか。


問59  次の流れ図は,10進整数j(0 < j < 100)を2進数に変換する処理を 表している。 2進数は下位けたから順に,配列NISHINの要素1から8に格納される。 流れ図のa及びbに入る処理はどれか。 ここで,j div 2はjを2で割った商の整数部分を,。

j mod 2はjを2で割った余りを表す。

 

a

b

j div 2 → j

j mod 2 → NISHIN [k]

j div 2 → NISHIN [k]

j mod 2 → j

j mod 2 → j

j div 2 → NISHIN [k]

j mod 2 → NISHIN [k]

j div 2 → j


問60  関数Y = F ( X ) の値をXが0から1まで0.0001刻みで求めるアルゴリズムとして, 次のAとBについて考える。 現実のコンピュータで処理するときの,Aの計算精度と計算時間には, Bと比べたとき, どのような傾向がみられるか。

 計算精度計算時間
高い長い
高い短い
低い長い
低い短い


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