問41 非同期伝送方式に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 ア 受信側は、送信側から送られてくる同期用のビット列を常に監視しており、これ を受信すると次のビットからがデータであると判断する。 イ 受信側は、送信側が文字ごとに始めと終わりに付加するビットによって、文字の 始まりの位置を知ることができる。 ウ 送信側は、一文字単位に“1”であるビット数が偶数になるように付加ビットを 付けて送信する。 エ 伝送するデータがない時でも常に一定のビットパターンを伝送路に送り出すこと によって、送信側と受信側はタイミングをとり続ける。 オ 伝送路には常に同期用のタイミング信号が流れており、端末はこの信号に合わせ てデータを送受信する。
問42 データ通信システムに使用される機器のうち、DTEについて説明しているものは どれか。 ア 回線交換方式で使用される交換機のことである。 イ 通信機能をもつコンピュータや端末のことである。 ウ 低速や中速の信号を多重化し、高速ディジタル回線を使って相手側に伝送する機 能をもつ装置のことである。 エ データ伝送回線と端末間の信号形式の整合をとる装置のことである。回線終端装 置ともいう。 オ パケット交換方式において、パケット形式のデータを非パケット形式に分解した り、その逆の処理を行ったりする装置のことである。
問43 LANに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 ア ISDNと比較すると、回線利用料金が割高である。 イ 遠距離(50km以上)にわたる通信に適している。 ウ 電気通信事業法による第一種又は第二種電気通信事業者だけが運営できる。 エ 伝送速度は10Mビット/秒が上限である。 オ 伝送媒体としては、光ファイバ、同軸ケーブル、ツイストペアケーブルなどが使 われる。
問44 ISDNに関する次の記述中の[ ]に入れるべき適切な字句の組合せはどれ か。 ISDNのユーザ・網インタフェースには、基本インタフェースと1次群速度インタ フェースとがある。このうち、基本インタフェースは、[ a ]kビット/秒の 伝送速度をもつ二つの[ b ]チャネルと、[ c ]kビット/秒の伝送速 度をもつ一つの[ d ]チャネルとから構成される。[ b ]チャネルは主 にユーザ情報の伝送用に、[ d ]チャネルは主に信号情報の伝送用に使用され る。

┌─┬───┬───┬───┬───┐ │ │ a │ b │ c │ d │ ├─┼───┼───┼───┼───┤ │ア│ 16│ B │ 64│ D │ ├─┼───┼───┼───┼───┤ │イ│ 16│ D │ 64│ B │ ├─┼───┼───┼───┼───┤ │ウ│ 48│ D │ 16│ B │ ├─┼───┼───┼───┼───┤ │エ│ 64│ B │ 16│ D │ ├─┼───┼───┼───┼───┤ │オ│ 64│ D │ 16│ B │ └─┴───┴───┴───┴───┘


問45 関係データベースの操作のうち、射影(projection)の説明として正しいものはど れか。 ア ある表に存在し、別の表に存在しない行を取り出す。 イ ある表の照会結果と、別の表の照会結果とを連接して合わせる。 ウ 表の中から特定の条件に合致した行を取り出す。 エ 表の中から特定の列だけを取り出す。 オ 二つ以上の表の組から条件に合致した組同士を合わせて新しい表を作り出す。
戻る 次頁:問46〜問50