問11 プログラムPは、スタックにデータをPUSHする処理と、スタックか らデータをPOPする処理の両方を行う。プログラムPがA1、A2、A 3、…、A100の順序で入力されたデータを処理した結果、スタックの 内容は図のようになった。 この時点までのプログラムPの処理に関する正しい記述はどれか。           ─┐   ┌─            ├───┤            |A99|            ├───┤            |A98|            ├───┤            ├───┤            |A11|            ├───┤            |A10|            ├───┤            |A2 |            └───┘ ア 1番目のPUSHと2番目のPUSHの間でPOPした。 イ 3番目のPUSHと10番目のPUSHの間でPOPはしていない。 ウ 10番目のPUSHを行う前に、9回POPした。 エ PUSHした回数よりPOPした回数のほうが多い。 オ 最後のPUSHを行った後POPはしていない。
問12 データ列の隣り合う要素の値を比較し、小さいほうが右にあれば交換す る。この操作をデータ列の左から末尾まで繰り返すのを1回のパスとする。   次のデータ列で2回パスを繰り返したときのデータ列の内容を示してい るものはどれか。           ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐           |5|4|1|3|6|2|           └─┴─┴─┴─┴─┴─┘   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ア |1|3|2|4|5|6| イ |1|3|4|2|5|6|   └─┴─┴─┴─┴─┴─┘   └─┴─┴─┴─┴─┴─┘   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ ウ |1|4|5|3|2|6| エ |4|1|5|3|2|6|   └─┴─┴─┴─┴─┴─┘   └─┴─┴─┴─┴─┴─┘   ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┐ オ |4|1|5|3|6|2|   └─┴─┴─┴─┴─┴─┘
問13 1,000人の個人顧客名を昇順に並べた名簿がある。来客名による検 索を線形探索法を用いて行う。平均比較回数の見積りとして正しい組合せ はどれか。   ┌───────────┬───────────┐   |名簿中に来客名がないと|名簿中に来客名があると|   |き、ないことが分かるま|き、その顧客名に到達す|   |での平均比較回数   |るまでの平均比較回数 | ┌─┼───────────┼───────────┤ |ア|      333  |      333  | ├─┼───────────┼───────────┤ |イ|      500  |      333  | ├─┼───────────┼───────────┤ |ウ|      500  |      500  | ├─┼───────────┼───────────┤ |エ|     1000  |      500  | ├─┼───────────┼───────────┤ |オ|     1000  |     1000  | └─┴───────────┴───────────┘
問14 探索法に関する記述のうち、誤っているものはどれか。 ア 2分探索法を利用する場合、データは整列されている必要がある。 イ 100件分のデータを2分探索法で探索する場合、最大でも7回の比較によっ て目的のデータが探索できる。 ウ 線形探索法では、データが整列されていても比較回数が少なくなるとは 限らない。 エ データが10件以内ならば、2分探索法より線形探索法のほうが平均比較 回数は少ない。 オ データの件数を100件から1,000件に増やすと、線形探索法では平均比較 回数が10倍に増えるが、2分探索法では2倍以下である。
問15 2分木の節に付けられた記号を印字する。印字の順序は各節について、 その節の左部分木、その節、その節の右部分木の順である。図の2分木に ついて印字した結果はどれか。 ア A B D C E   イ B D A C E   ウ B D A E C エ D B A C E   オ D B A E C
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