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設置機器紹介

ナノ秒時間分解分光測定装置

ナノ秒時間分解分光測定装置
【登録名称】
ナノ秒時間分解分光測定装置
【登録番号】
50
【正式名・メーカー・型式】
ユニソク・TSP-1500M-01TO
【目的】
薄膜試料のナノ秒時間分解分光測定に用いる。 パルスYAGレーザーを励起光源とし,薄膜試料の透過光(400〜1000 nm)の吸光度の時間変化をナノ秒スケールで追跡することができるため,薄膜/吸着物質間,あるいは薄膜/溶液界面における化学反応の短寿命中間体の検出や電子移動過程を調べることが可能である。
【概要・得られる情報】
(1) 単一波長測定において,光励起後の過渡吸収を儖D = 0.001以下の精度で測定可能。
(2) 短寿命成分と長寿命成分を同時に計測可能な疑似対数サンプリング機能を有するため,多成分からなる減衰曲線の正確な解析が可能。
(3) 1種類の検出器(Siフォトダイオードアレイ)のみで400〜1000 nmの波長範囲の吸光度変化をモニターできる。
(4) 波長自動スキャン機能を有し,複数波長の減衰曲線から過渡吸収スペクトルを作製可能。
【運営責任者・連絡先】
化学科 由井 宏治 (内線5728)

利用に際して

装置の扱いに関する講習会を受講された方,かつ管理者が装置を利用するのに適当であると認めた方のみ利用を認めます。詳細は利用規定を参照してください。
利用規程を参照 (pdf形式) マニュアルを参照 (pdf形式)