オランダ、ロッテルダム国際建築ビエンナーレ
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小林慶太郎(M2)
 



ロッテルダム国際建築ビエンナーレにM2の小林慶太郎さんが卒業計画を出展しました。

このビエンナーレは 国立建築家協会(NAI)の建築美術館をメイン会場として行われ、オープ ニングパーティーにはオランダ女王も参加するなど、1990年代以降、 建築都市デザインの分野で世界をリードしてきたオランダ政府の意気 込みが感じられるものでした。参加国は、オランダ、日本、アメリカ合衆国、 メキシコ、ドイツ、中国、レバノン、ハンガリーほかです。今回のグランド テーマは、"MOBILITY"。グローバル化した世界各都市における交通空間 のデザインが次々とプレゼンテーションされて、2日間にわたるシンポジウム では熱心な討議が行われました。日本からの出展と発表は、東京大学、千葉大学、横浜国立大学、 東京理科大学、法政大学、明治大学ほかの大学による共同チームに よってすすめられ、千葉大学からは都市環境システム学科宇野求 教授が指導にあたりました。国際交流基金およびユニオン財団からの 研究助成を得てのプロジェクトで、東京の山の手線を中心とする鉄道 空間と都市空間の構成について分析を加え、欧米諸都市との都市構造 や都市空間の違いなどを明らかにしました。

 
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